金沢遠望

2007年01月25日



世界遺産申請はちょっと早すぎた感じかな

●1/23に発表された文化庁の世界文化遺産登録の国内候補暫定リストに、期待していた「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」「霊峰白山と山麓(さんろく)の文化的景観」の2つの地域は、残念ながら選からはずれました。(継続審議)

「金沢」「白山」は継続審議 世界遺産暫定リスト 文化庁、富士山など4件選定
(北國新聞 1月24日)
文化庁は23日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する世界文化遺産登録の国内候補の「暫定リスト」に(1)富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県富岡市など)(2)富士山(山梨・静岡県)(3)飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群(奈良県明日香村など)(4)長崎の教会群とキリスト教関連遺産(長崎市など)の4件を追加掲載することを決めた。(後略)

●実際に選ばれた4地区との評価の差はそれほどなく、結果としてこうなった、ということです。個人的には、残念!と同時に、ほっとした感もあります。

世界遺産は、選ばれたら選ばれたで、日ごろからの管理やメンテナンスに神経や経費がかかるということが、過去のニュースで伝えられてきました。国内外からの観光客が増え、管理側の責任・義務・制約が増大し、いろんなことが自由にできなくなり、これまでのようにマイペースで地域行政をすすめられない場面がでてくるやもしれません。

●かといって、せっかくの文化財や先人の遺産を広く世に知らせることなく自分たちだけで楽しんでいるというのも、国際化時代、情報化時代にあって賢明な生き方ではないでしょう。

●個人的には、本当にいいもの・いい地域であれば、そのうちに必ずそれなりの評価を受けることになり、いずれほうっておいても世界遺産に指定さられる時期が来ると思っていますが、どんなものでしょうか。

●選ばれた4地区は、さすがになるほどというところばかりで、ユネスコから正式に指定される可能性は高そうですね。物事には流れと順序というものがあります。今回は素直に喜びましょう。

●それにしても、価値観の違うものの審査はむずかしいですね。そもそも、文化や歴史の評価基準って、いったいどこにあるのでしょう? だれがきめるのでしょう? 


  



2007年01月24日



金沢の三馬小学校で加賀野菜を使った食育授業

金沢市立三馬小学校は、金沢の中心街から車で10分ほどの南にある古い小学校(3年前に創立130周年)です。なぜ知っているかというと、同校が位置する久安(ひさやす)という町に私の叔母が住んでいるからです。

犀川大橋・寺町方面からバスや車で叔母の家に行く途中、この学校の前を通ります。昔は田畑の多い地区でしたが、今ではすっかり住宅街になってしまいました。だから、現在この地区に住んでいる子どもたちは、かつての私のように、今では完全な街っ子です。だから大根の作り方など、ほとんど知らなかったんでしょうね。

加賀野菜を題材に食育授業。金沢の三馬小(石川)
(読売オンライン 2007.1.15)
金沢市の市立三馬小(沢野等校長)で、加賀野菜の「源助大根」の生産者を招いて食育の授業が行われた。源助大根は金沢市安原地区で栽培されている品種で、太さが均一で肉質が柔らかく、おでんなどに用いられる。(後略)

三馬小学校HP


●当日、子どもたちから出た質問は、大根は「生で食べてもいいの?」「どうして葉っぱも食べるの?」「どうして、小さな種からこんなに大きくなるの?」などだったとか。

●賢明なる皆様はどのようにお答えになられるでしょうか。私には答えられない質問ばかりです。小学生時代からほとんど成長しておりません。

●それどころか、「日本人はおでんをいつ頃から食べてきているの?」「どうやったらおいしく食べられるの?」「成長って、どういう意味なの?」等々、聞きたいことはますます多くなっています。これって、どういうことなんでしょう。

●とにかく、加賀野菜の「源助大根」は今が食べごろ、1年で一番おいしい旬ってことだけはわかりました。

●ところで、何度か当サイトでご紹介している冬の大根をつかった大根寿しは、かぶら寿しと同じく、いまが旬の真っ只中。厚く切った大根の間ににしんを挟みこんで漬けたボリュームたっぷりの漬け物ですが、意外にも、全国的にはまだあまり知られていないようです。

●もちろん、ゼッタイおすすめできる冬の金沢の名物ですから、お土産にもぜひどうぞ。金沢駅構内の売店でも売っているはずです。

るんるん金沢ワンポイント観光ガイド――冬の金沢の特選グルメ…ズワイやコウバコよりもおいしいという人(私のことですが)もいる「かぶら寿し」「大根寿し
漬け物なのに、なぜ「寿し」というの? それは実物に接すれば納得できます。

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