集中豪雨で浅野川氾濫 2万世帯 一時避難指示
●浅川町は上流の湯涌へ行く途中の町。写真の正面の家は軒下までつかり、家全体が水没しています。これはひどい。こんな光景は金沢で初めてではないでしょうか。
浅川町
●堤防が決壊しなくても、溢れ出た川の水だけでこんなになるんですね。今回はテレビのニュースはちらっとしか見てなくて、新聞社のこの写真だけなのですが、たいへん驚きました。
●今のところ幸いにも人的被害がなさそうですが、この後の復旧作業が思いやられます。
●昨日の当ブログのアクセス数がふだんの3倍近くありました。心配されている方が多い証拠です。私の親戚・知人関係は犀川周辺に多いのですが、浅野川周辺に親戚のある方は気が気でないでしょう。お察しいたします。
●通りすがりさん、詳しい情報をありがとうございました。やはり地元にお住まいだと詳しくわかりますね。感謝いたします。
暴れる川 住民に恐怖 浅野川氾濫 金沢の風情一変
(北陸中日新聞 CHUNICHI Web 2008年7月28日)
1日明けてあちこちの様子が分かってきましたが、浅川町よりもさらに上流では集中豪雨と増水のダブルパンチでもっとすごいことになっていました。
湯涌温泉では玉泉湖から浅野川へと流れている暗渠化された川が流木などで詰まって大量の水が道へとあふれ出し、さらに堤防の決壊などもあったことから一時濁流が人の背丈以上あふれかえったようです。
(昨日は「堤防の決壊は無かった」と書きましたが、あの時点では湯涌の詳細な状況が伝わってきていませんでした)
また、周辺でも土砂災害(土砂崩れ、道路や田畑のり面などの崩落など)も多数起きており、これが天神橋付近から北陸線付近までの間の両岸を襲った泥水の元になってしまったようです。
市街地の道路に溜まった泥ですが、消雪装置が設置されている道ではある程度泥を片づけたあと、消雪装置から水を出して流していました。
夏真っ盛りの時期に消雪装置が動いているのを見たのは、多分初めてです。
●湯涌周辺の山から流れ出したの土砂が一気に下流まで流れていったのでしょうか。
●結局、下流の北陸線あたりまでの浅野川両岸の町々が、規模の大小はあれ、ほとんどのところでたいへんな目に遭われたということですね。心が重くなってきました。
●復旧作業が始まったばかりでしょうが、かなり時間がかかりそう…
●六甲山から流れ出ている神戸市灘区の都賀川の増水による事故もそうですが、大量の水がもっている破壊力は人間の想像を絶するパワーがあります。自然の怖さを改めて感じました。
●被害に遭われた地区の皆様、どうか元気を出して立ち直ってください。つたない文章で、こちらの思いはほとんど伝え切れていませんが、1日も早い復旧を祈っております。
●湯涌温泉や主計町など、夏休みの観光シーズンを目の前にしての災害でした。でも、観光客のみなさんは復旧の日を心待ちにされているはずです。がんばってください!
●通りがかりさん、いつも情報のご提供を感謝いたします。
この部分に、2点大きな間違いがあります。
まず、「湯湧」ではなく、「湯涌温泉」です。他の記事も含め、何か所か間違っていらっしゃいます。
それともう一つ、被害にあったのは「主計町茶屋街」で、「ひがし茶屋街」ではありません。
確かに並木町・主計町側だけでなく対岸の東山の方にも泥水はあふれ出しているのですが、ひがし茶屋街の方までは到達しておらず被害は出ておりません。
いずれも修正した方がよいと考えます。
●うろ覚えと確認不足とで不正確な表現となってしまったことをお詫びいたします。さっそく修正いたしました。
●今後も気をつけてまいりますが、誤りを発見されたらご遠慮なくご指摘ください。ありがとうございました。