加賀水引細工ミュージアム誕生 3月21日、金沢・野町1丁目 金沢遠望

2006年03月28日



加賀水引細工ミュージアム誕生 3月21日、金沢・野町1丁目

●伝統工芸、加賀水引細工のミュージアムができました。「津田水引折型(おりかた)」の老舗・津田水引折型本店(野町1丁目)がその2階を改装して、同家に伝わる由緒ある水引などの貴重な資料を公開されたそうです。
手仕事の粋、水引を発信 21日、金沢にミュージアム開館
(北國新聞社 2006年3月12日)
石川県稀少伝統工芸品の一つ「加賀水引細工」のミュージアムが21日、金沢市野町1丁目にオープンする。津田流水引として、その技術を今に伝える老舗「津田水引折型(おりかた)」が、創始者から現在の三代目までの作品をはじめ、同家に残る水引資料などを公開する。戦争や後継者の早世などを乗り越え、手仕事の文化を守り伝えた職人たちの技の粋と歴史を紹介し、城下町で育(はぐく)まれた奥深い水引の魅力を発信する。(後略)


●有限会社津田水引折型本店は犀川大橋南詰と野町広小路のあいだにあり、金沢市内にいくつも支店があるので、ご存知の方も多いですね。りっぱなホームページもあります。

津田水引折型

●見るからに手のこんだつくりで、贈り物を豪華に引き立ててくれる水引細工。最近、コンビニなどで100円〜200円で買える冠婚葬祭用の包み紙は、あれはあれで便利なんですが、使われている水引はちょっと比べものになりませんね。

●水引は、江戸時代初期より、武家の献上品のお飾りに使われるようになったものです。400年の歴史があるんですね。材料は「上質の日本紙を細長く切り、こより状にして海草、白土を練りまぜて糊を引いて固める。後で光沢を出すために綿布でこすらせて仕上げを行う」そうです(【加賀水引細工】)。

●加賀水引の特徴は、水引にさまざまな色をつけ、金箔や銀箔を加えて豪華なお飾りに仕上げる点にあり。同じ金沢の伝統工芸品である金沢箔(加賀金箔)との合体作品なんですね。

加賀水引細工

金沢市立安江金箔工芸館ホームページ


●冠婚葬祭はともかく、今日ではお歳暮・お中元の習慣はかなり減ってきましたが、それでも上流階級の方々は今でもおつかいになっていらっしゃることでしょう。伝統工芸品は伝統工芸品としての生きる道があります。





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