●「名金急行線」は国鉄バス・JR東海バスの路線の一つで、2002年9月30日に廃止された路線です。佐藤さんが桜の苗木を植え始めたのは1967年で、1977年に47歳で亡くなるまでの10年間で約2,000本の桜を植えられました。
●水没する集落の象徴だった「荘川桜」の古木がダムの畔に移設され、見事に蘇って開花したことに感動して、たった一人で始められた壮大なボランティア活動でした。夢あふれるドラマでした。
●マスコミで話題になったり映画化(1994年)されたりしたのでご存知の方も多いと思います。実際に行われたことだっただけに、私にとっては「ALLWAYS三丁目の夕日」を上回る感動的なお話でした(※最近、歳のせいでしょうか、涙腺がゆるみっぱなし)。
名金急行線・さくら道
(Wikipedia)
名古屋市から金沢市までの約250キロの名金急行線の街道沿いに旧国鉄バス車掌、佐藤良二が、岐阜県荘川村(現高山市)にある御母衣ダム建設によって、水没する集落の象徴だった桜の木(荘川桜)をダムの畔に移設され、見事に開花したことに感動し、1967年から桜の苗木を植え始め、1977年に彼が47歳で亡くなるまでに約2,000本の桜を植えた。起点の名古屋城本丸前にはその1,000本目、終着点の金沢市兼六園に1,500本目がある。
なお、この話は「さくら」(神山征二郎監督、1994年)という作品名で映画化され、この話に因んで名古屋城から兼六園までを36時間で完走する「さくら道国際ネイチャーラン」が、毎年4月下旬に行われる。(後略)
●この佐藤さんの志を称え、「さくら道」を舞台に、毎年、この時期に記念マラソンが開催されているのをご存知でしょうか。
●今年の「さくら道国際ネイチャーラン」は、昨日(4/22)の早朝6時から今日(4/23)の夕方にかけて行われました。正式な結果は今晩から明日にかけて報道されると思いますが、今年は国内外から92人が参加されたそうです。
●全行程約250キロを制限時間<36時間>で駆け抜けるという“超”マラソン大会です。参加選手たちは故・佐藤良二さんに負けず劣らず、ものすごいパワーの持ち主ばかりです。
●世の中にはすごい人が大勢います。昔、五木寛之さんのエッセイの中で、街中で隣り合った市井人の中に素晴らしい(感性のある)人がいることに驚いたということが書かれていたのを思い出しました。私も、人間の発想と行動力のは無限の可能性をもっている、と信じています。
●「さくら道国際ネイチャーラン」の制限時間は36時間ですが、トップランナーは24時間ちょいで走るようです。すご過ぎます。
金沢へ進め、さくら道 ネイチャーランが名古屋城で号砲
(中日新聞)
名古屋−金沢間の250キロを走破する「2006さくら道国際ネイチャーラン」(岐阜県郡上市、中日新聞社など共催)が22日早朝、名古屋市中区の名古屋城をスタートした。
同区間を走った旧国鉄バスの沿線に桜を植え続けたバス車掌、故佐藤良二さんの遺志を継ぎ1994年に始まったウルトラマラソン。13回目の今年は、国内外から92人が参加した。(後略)
太平洋と日本海を桜でつなごう 2006 さくら道国際ネイチャーラン
(中日新聞)
2006さくら道 国際ネイチャーラン(公式サイト)
●今晩から明日にかけていろいろ報道されると思いますが、参加ランナーたちは名古屋から金沢へ、実にさまざまなドラマを運ばれたと思います。人間って素晴らしい! 涙&拍手
2006さくら道国際ネイチャーラン|佐藤良二|桜