冬仕度、兼六園の雪吊り 11月1日 金沢遠望

2006年11月03日



冬仕度、兼六園の雪吊り 11月1日

●11月1日、兼六園―といえば、恒例の雪吊り。今年もベテラン庭師たちにより、約9メートルの「唐崎松」から作業が開始されました。

兼六園で雪つり始まる――冬迎える金沢の風物詩
(NIKKEI NET 共同通信)
日本3名園の1つ、金沢市の兼六園で1日、恒例の「雪つり」が始まった。雪の重みで木が折れるのを防ぐため、枝に縄を張る伝統的な作業で、冬を迎える金沢の風物詩となっている。(後略)

●同記事によると、唐崎松には約約800本の縄が使われ、それだけで1日作業になるそうです。また、この後12月半ばまでに園内の約800カ所の松で行われ、作業員の数は延べ約600人にのぼるとか。ご苦労様です。

(※昨年の写真です)

●金沢・むさしが辻でも、もう20年来の風物詩となった金箔の雪づりが飾られ、周囲の街路樹の電飾とともにライトアップが始まりました。(〜来年2月28日まで/16:45〜22:00)

香林坊地区ツリーファンタジー/武蔵地区 金箔雪吊り「金箔きらら」&ツリーファンタジーイルミネーション
(金沢市観光協会)
純白イルミネーション 金沢・香林坊で20回目 LEDに一新
(北國新聞 2006年10月26日)
冬の香林坊の夜を照らすイルミネーション「香林坊地区ツリーファンタジー」が今年で20回目を迎えるのを機に、白熱球から白色LED(発光ダイオード)に一新される。25日までに取り付け作業が始まり、道行く人は試験的に点灯された純白の光に見入った。11月1日に点灯式が行われる。(後略)
輝く雪づり 金沢・武蔵 金箔の「結晶」4000枚
(北國新聞 2006年11月1日)
金沢市武蔵地区の冬を彩る金箔(きんぱく)雪づりのライトアップが三十一日までに始まった。雪の結晶をかたどった約四千枚の金箔が光に照らされてきらめき、夜の街に近づく季節の風情を伝えている。(後略)

●ロマンチック!

●追加情報 2006.11.21
 雪吊りの美しい写真を見るならこちら、兼六園内の晩秋の美景も楽しめます。いつもありがとう、ときめき浪漫さん! ※でも、残念なことに、更新はしばらくお休みなるそうです。早期復活を祈りつつ。
金沢発ときめき浪漫

 


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明治以降:兼六園の歴史
Excerpt: ■兼六園の一般公開 長らく藩主の私庭とされてきた兼六園ですが、明治4年から日時を限っての公開を開始。 同7年、兼六園は全面的に市民へ開放され、それにあわせて多くの茶店が出店。同9年には兼六園観光案内組..
Weblog: 兼六園
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