金沢の三馬小学校で加賀野菜を使った食育授業 金沢遠望

2007年01月24日



金沢の三馬小学校で加賀野菜を使った食育授業

金沢市立三馬小学校は、金沢の中心街から車で10分ほどの南にある古い小学校(3年前に創立130周年)です。なぜ知っているかというと、同校が位置する久安(ひさやす)という町に私の叔母が住んでいるからです。

犀川大橋・寺町方面からバスや車で叔母の家に行く途中、この学校の前を通ります。昔は田畑の多い地区でしたが、今ではすっかり住宅街になってしまいました。だから、現在この地区に住んでいる子どもたちは、かつての私のように、今では完全な街っ子です。だから大根の作り方など、ほとんど知らなかったんでしょうね。

加賀野菜を題材に食育授業。金沢の三馬小(石川)
(読売オンライン 2007.1.15)
金沢市の市立三馬小(沢野等校長)で、加賀野菜の「源助大根」の生産者を招いて食育の授業が行われた。源助大根は金沢市安原地区で栽培されている品種で、太さが均一で肉質が柔らかく、おでんなどに用いられる。(後略)

三馬小学校HP


●当日、子どもたちから出た質問は、大根は「生で食べてもいいの?」「どうして葉っぱも食べるの?」「どうして、小さな種からこんなに大きくなるの?」などだったとか。

●賢明なる皆様はどのようにお答えになられるでしょうか。私には答えられない質問ばかりです。小学生時代からほとんど成長しておりません。

●それどころか、「日本人はおでんをいつ頃から食べてきているの?」「どうやったらおいしく食べられるの?」「成長って、どういう意味なの?」等々、聞きたいことはますます多くなっています。これって、どういうことなんでしょう。

●とにかく、加賀野菜の「源助大根」は今が食べごろ、1年で一番おいしい旬ってことだけはわかりました。

●ところで、何度か当サイトでご紹介している冬の大根をつかった大根寿しは、かぶら寿しと同じく、いまが旬の真っ只中。厚く切った大根の間ににしんを挟みこんで漬けたボリュームたっぷりの漬け物ですが、意外にも、全国的にはまだあまり知られていないようです。

●もちろん、ゼッタイおすすめできる冬の金沢の名物ですから、お土産にもぜひどうぞ。金沢駅構内の売店でも売っているはずです。

るんるん金沢ワンポイント観光ガイド――冬の金沢の特選グルメ…ズワイやコウバコよりもおいしいという人(私のことですが)もいる「かぶら寿し」「大根寿し
漬け物なのに、なぜ「寿し」というの? それは実物に接すれば納得できます。

この記事へのコメント
加賀野菜、好きでした。
横浜そごうで「加賀百万石展」があり加賀野菜コーナーがあったのですが、
あまり種類がなく残念。
ほくほくして好きな加賀レンコンを買ってきました。
夏にやって金時草を売ってほしいなぁ。
Posted by くてくて at 2007年01月25日 18:23
●くてくてさん、コメントありがとうございます。お久しぶりです。

●加賀レンコンと金時草は、昨年、夏に帰ったときに食べてきました。野菜は季節モノなので、タイミングがむずかしですね。

●この時期のかぶら寿しと大根寿しはホントに別格です。でも、地元で食べないと、ほんとの味がしません。やっぱり田舎には帰らないとダメだってことですかね。
Posted by kenbo at 2007年01月26日 05:05
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