医王山のふもとにササユリの里をつくる運動 金沢遠望

2007年06月17日



医王山のふもとにササユリの里をつくる運動

●以前、どこかに書いたような気もしますが、金沢市の東南端の富山県との境に、医王山(いおうぜん)という、けっこう厳しい岩場のある山があります。私の中学校時代には、体育の課外授業だったか遠足だったかで、2〜3度ほど登ったことがありました。

医王山

●いま地図で調べましたら、標高は約939メートル。けっこう高い山ですね(登山ファンにとってはそうでもないかも知れませんが)。


●頂上のすぐ手前に、ロッククライミングをしなければならない険しい岩場があり、そこを這いつくばって登るのがけっこうスリルがありました。本格的な登山とはいえませんが、一瞬、それ風の気分を味わえる山だと思います。(今ではとてもじゃないけど、登りきる勇気も体力もナシ)

●そんな医王山のふもとに、野生のササユリが群生している場所があるそうです。

ササユリは、西日本一帯の丘陵地や山地に生えているユリ科の多年草。葉や茎の部分が笹に似ているのでついた名前だそうですが、白地にうすいピンクの花弁をもった可憐な姿の野草です。

ササユリ(植物雑学事典)
ササユリ(野生植物図鑑)

●いかにも日本的な野草で、すてきですね。
 でも、このササユリも、他の山野草と同じように、近年は自然破壊によって急速に生育数を減らしているようです。

日本ササユリ会(金沢市)では、医王の里ササユリの里にしようと、今年10月に2,000個の球根を植える計画を立て、その準備に入りました。

●野草は見て楽しむだけでなく、守ってあげなければならない繊細な植物だとわかってはいるのですが、なかなか行動に移せないのが、私をはじめとする軟弱な都会人です。ここはひとつ、反省の気持ちをこめて、日本ササユリ会の活動を応援したいと思います。
「ササユリの里」順調 金沢・医王地区、会員が草刈り、伐採に汗
(北國新聞 2007年6月12日)
世界に誇るササユリの名所を目指し、日本ササユリ会(金沢市)の会員ら約四十人は十日、金沢市大菱池町の「医王の里」で、球根を植える予定地の木の伐採や下草刈りに汗を流した。今年十月には二千個の球根を植える計画で、参加者は一面に白い花が咲く“ササユリの里”に思いをはせた。
ササユリは日本だけに生息するユリの原種。五、六月に白い花を咲かせる。里山の荒廃や乱獲の影響で自生するササユリが減少する中、同会はかつて雑木林などにササユリが咲いていた医王山地区で約二ヘクタールの群生地づくりを進めている。(後略)


医王の里(マップ)






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