映画「しあわせのかおり」 金沢を舞台に 金沢遠望

2007年08月26日



映画「しあわせのかおり」 金沢を舞台に

●一昨年あたりからハリウッド映画の人気が下降期に入り、代わって日本映画の人気が復活しつつあるとか聞きました。

●そういえば、巨額の製作費を使った大型娯楽洋画で、マジで面白そう、と思うような新しい映画はすっかり影を潜めた感じです。新作の半分くらいは、第○弾とかパート○とか、要するにヒット作品の続編ばかりで、お人好しで忘れっぽい日本人としても、さすがに少し食傷ぎみになってきたのかも。

●ということで、昨年は「釣りバカ日誌」の舞台になった石川県ですが、今年はさらに本格的な日本映画の舞台に金沢が選ばれました。

藤竜也さん主演、中谷美紀さんが相手役、それに八千草薫さん、田中圭さんなどが出演する映画「しあわせのかおり」。監督は三原光尋さんです。

●物語は、中国出身の料理人(藤)と、そこに弟子入りした女性(中谷)の人間ドラマで、北陸の港町にある中華料理店が舞台で、季節は冬。これはまさしく、演歌の世界ですね。やはり金沢のイメージは演歌なんですねえ。

●撮影は、今月5日に金沢市大野町の飲食店を改装した中華料理店「小上海飯店(しょうしゃんはいはんてん)」でクランクイン。来年秋に全国公開の予定。

●超個性派の渋い男優・藤さんと、同じく個性派でエキセントリックな女優・中谷さんの組み合わせだと、どこか哲学的な香りも漂ってきそうですが、金沢が舞台ということですので、ドラマとしてはやはり涙あふれる演歌の世界になるのでは… と、勝手な想像をしております。
間違っていたらごめんなさいですが、いずれにしても楽しみです。
藤竜也さん、初日から熱演 映画「しあわせのかおり」 金沢で撮影開始
(北國新聞 8月6日)
石川県を舞台に製作される映画「しあわせのかおり」が五日、金沢市大野町でクランクインした。映画は北陸の港町にある中華料理店が舞台で、劇中には加賀野菜など地元食材をふんだんに使った料理も登場する。主演の藤竜也さんらは初日から熱のこもった演技で、一カ月以上にわたる撮影のスタートを切った。(後略)
県内での撮影は九月中旬まで続き、来年秋の全国公開を予定している。

●ところで、主人公が料理人ということで、映画には加賀太きゅうりなどの加賀野菜をはじめ、甘エビ、赤魚など金沢港で水揚げされる魚介類がふんだんに登場する予定だそうです。

●これはいいですね、加賀野菜の名前が全国に知られる絶好のチャンスになりそうです。これを機に、私も、中途半端な状態にしたままの当サイトの姉妹ブログ「加賀野菜食べまっし!」を再開しようかな。



posted by kenbo | 石川 ☁ | Comment(1) | TrackBack(0) | TOPICS | 金沢遠望 TOPへ
この記事へのコメント
「しあわせのかおり」の三原監督が、同映画のアナザーストーリーとして珠洲市を舞台にショートストーリーを制作しました。

7月下旬から1話ずつの公開となっていますので、どうぞ見てやってください。

ネットで公開していきます。
Posted by 珠洲ドラ at 2008年07月02日 16:38
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