●それは、犀川大橋の南東畔から寺町へ通じている、通称「蛤坂(はまぐりざか)」という坂を上り、そのまま寺町の表通りを横切って狭い道をまっすぐ200mくらい行ったところです。町名はたぶん「野町」だったと思いますが、家族はみな「蛤坂」といってました。狭い通りで、じつは私が高校に通っていた道でもありました。
●そこから数10m先の右手に、小さな山門から奥まったところにある目立たないお寺が、通称忍者寺と呼ばれている「妙立寺」でした。私がいた頃は、もちろん観光事業は始まっていませんでした。実家はさらにそこから引っ越したせいもあって気づくのが遅れたのですが、いまではすっかり観光名所になっています。
○妙立寺(忍者寺)
http://www.myouryuji.or.jp/ninzyadera.html
http://www.myouryuji.or.jp/menu.html
http://www.hyakumangoku.net/guide/s-saigawa/?cont=myoryuji.htm
●TBは、吉田茂首相の長男で昭和の作家「吉田健一」氏の著書『金沢』(文庫本では『金沢・酒宴』)に関してでした。吉田氏は仕事で金沢を訪れたのがきっかけで、後半生は毎年、金沢を訪れていたそうです。そして、訪れるたびにこのあたりを散策しておられたらしいことが、『金沢』という小説から想像されます。
○吉田健一
●『金沢』は、残念ながら私はまだ読んでいない小説ですが、金沢市が出版している『文学への旅 金沢 名作の舞台』の中の紹介文によると、主人公は、犀川べりに居を構え、心のおもむくままに金沢の町を散策し、酒をのみ、料理を食し、会話を楽しんでいる粋人のようです。私の現状とは程遠い存在ですが、それでも主人公が金沢にひかれる気持ちはすごくわかるような気がします。金沢には今もなお、ゆったりとした時が流れていると感じます。
●話は変わりますが、忍者寺の道をもう少し奥に行くと、「四十萬谷(しじまや)本舗」という漬物屋さんの老舗の本店があります。その看板商品である「金城漬」が、うちの家族や親戚一同のあいだでめちゃくちゃ大好評です。味噌漬けですが、夏の暑い時期、塩加減の利いたナスやタクアン、ミョウガなど、もうそれだけでご飯3杯は食べられます。お酒のつまみにもなるし、お茶漬けもいい! ぜったいお勧めです。最近では、ふつうは漬物に使わないような野菜もあって面白いです。たしか楽天にお店があったような気がしますので、あとで調べておきます。
-> 見つけました、これです。
[産直石川県] 蔵出し直送便
●吉田氏もきっと食べていたでしょうね。
●金沢の夏ならではのうまいものとしては、どじょうの蒲焼もあります。これはまた次の機会に。
実は先日猛暑の金沢へ行ってきたのですが、仕事が思いのほか忙しく、金沢の名所やよいところなど全くまわることができませんでした。
忍者寺はとてもよさそうですね。またおすすめの金城漬やどじょうの蒲焼、コウバコガニなどどれもとれもおししそうです。
実は金沢から帰ってきてから貴殿のHPを知ったのですが、行く前に知りたかったと悔やんでおります。
今度は仕事ではなく、たっぷり時間をとって、金沢を堪能しにいきたいと思っております。
●そうですか、もう行ってこられた後でしたか。少し残念ですが、その分、次回訪問の楽しみが増えたわけですよね。
●どこでもそうですが、基本的に食べるものは季節の旬があるので、タイミングがあえばいいのですが、仕事があるとなかなかスケジュール取りがむずかしいです(って、これ私自身のことですけど)。
●金沢はいつ行っても、それなりに新鮮なものを楽しめますが、それでも魚介類は冬場が中心になりますね。いつでも美味しく味わえるのは、金城漬のような漬物でしょうか。金沢駅構内のモールでも売ってるはずですので、次回はぜひお楽しみを。
●個人的に、ほんとうに美味しいと思っているものはまだいくつかあり、このサイトでご紹介していこうと思っています。時々のぞきに来てみてください。ではまた。