金沢の美味 金沢遠望

2009年06月12日



金沢カレーってご存知ですか?

加賀野菜という、いかにも金沢らしい「質」を求めた食の世界がありますが、その一方で、近年、オムライス(ハントンライス)、ラーメン回転寿司など、日常食(一般にはB級グルメ…たいへん失礼な言葉です)業界においてもユニークな金沢ブランドが目立ってきてるように思います。
最近では、カレーライスもその一つ。

●ターバンカレー、チャンピオンカレー、ゴーゴーカレー、ゴールドカレー… これらはすべてカレーショップの名前で、これらのお店で出しているカレーを総称して「金沢カレー」と呼んでいる模様。

●お店ごとに秘伝の味を競っているので、金沢カレーは、種類としてはカツカレーのようですが、特定の味ではなさそうです。

ターバンカレー

チャンピオンカレー

ゴーゴーカレー


ゴールドカレー


●それぞれ、ふつうに昼食などに食べているカレーですね。金沢に住んでいない私としては、いまいち実感がわいてこないのですが。

●具体的にどんな味なのか。ホームページやブログの写真を見ると、色も味も濃い目。非常に辛いように見えますが、辛党の私にはいいかも知れません。

 ※子どもの頃、金沢で食べていたカレーは、時代のせいもあったのでしょうか、そんなに辛くなく、むしろ、洋食屋のカレーという感じで、黄土色で甘めだった記憶があります。私は、それにソース(ウースター)をたっぷりかけて食べてました。


●この金沢のカレーライス業界で、いま戦争がおきているって噂を耳にしたのですが、本当!?

●たまたまこんな記事を見つけました。

金沢カレー戦争

●そういうことなんですね。この記事にはけっこう深い真実が書かれているようです。
「金沢カレー」は、東京のゴーゴーカレーがマスコミで話題になったおかげで全国区になったようですが、ゴーゴーカレーが金沢カレーのオリジナルというわけではない… とか。

●なんと、Wikipediaにも「金沢カレー」の項目ができていました。

金沢カレー - Wikipedia

●戦争=競争が激しくなれば味もお値段も、お客にとってプラスになりそう…
ってことで、金沢カレー戦争、大いにけっこうなお話。

●ということで、今度帰ったときに食べるメニューがまたまた増えました。
B級グルメは量が多いのでハシゴをするわけにいかず、年に1〜2回しか帰省できない身としては、完食まで数年がかりの大事業になるかも。


<金沢カレーに関するその他の記事>

北陸カレー物語 −石川・富山・福井・金沢−

黒くてサクサク、金沢カレーの世界

金沢カレー空振り B級グルメと旅行と日記

ターバンカレー@金沢 - インドカレー中毒〜カレー中毒患者のブログ


 

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2009年05月24日



金沢名物、溶けないソフトクリーム、食べました?

●溶けないソフトクリーム!?

●それって、ソフトクリーム?

●そもそも、ソフトクリームの作りり方って?

●Wikipediaでは、「調合した液体原料を、ソフトクリームフリーザーと呼ばれる専用の機械に直接投入し、機械の中で高速攪拌しながら冷凍させて原料の中に空気を注入させていき、一定の軟らかさが得られたところで原料を機械から取り出す」とありました。

●そうですね、ソフトクリームの原料は牛乳で、それにバニラなどのエッセンスを加えて作るんですね。

●でも、冷凍しているわけだから、あったまると溶けるのがふつう。もう、うっかりすると、口もとも手も服もべとべとになっちゃいます…

●それが、なぜ溶けない?

●秘密は原料にありました。「おから」と「米粉」を原料にすると、ソフトクリームと見た目も食感もほとんど同じものができる、ということなんですね。

●下記記事では1時間ほどはもつ、と書いてありましたので、いちおう、溶けるらしいのですが、どの程度の冷たさはなんでしょうか。 一度、試食してみる必要はありそうです。

●なるほど。
 でも、これが金沢と関係があるの?

●ありました。
 「溶けないソフトクリーム」は、金沢の食品会社が金沢大学の教授と共同開発で作った新製品だそうです。(なるほ堂!)

●本物のソフトクリームのような味であるだけでなく、栄養的にもよさそうですから、お子様にも高齢者にもおすすめですね。

●常温で1時間放置しても溶けないソフトクリームは、Healthy Labで売ってるそうです。はたして、この夏の人気商品になるか?

 

Healthy Lab(へるしいらぼ)
金沢市本江町9番10号 Sunさい川1F
営業時間 10時30分〜18時 / 定休日 日曜・祝日、第2・第4土曜
株式会社日本海藻食品研究所
076-292-1782(代)   フリーダイヤル:0120-131460
http://www.japan-sfl.com/profile.html

「溶けないソフトクリーム」話題に−金沢の食品研究会社が販売開始
(2009年5月21日 金沢経済新聞)
(前略)「溶けないソフトクリーム」(350円)は、おからペーストと米粉を配合することで、常温で1時間放置しても溶けず、できたての姿をキープするもの。「甘さ控えめのさっぱり味」(同店)で、時間を追うごとに食感が変化する。オープン後、「不思議」「子どもに食べさせやすい」と話題を集め、ソフトクリーム目当てに幅広い客層も来店するという。(後略)

 

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2009年05月21日



近江町市場「いちば館」グランドオープン、ちょっと旧聞ですが…

『近江町市場』って何やいね?

●近江町市場「いちば館」が、先月半ば4月17日に、着工から約2年の工期を終えて、正式オープンしました。

●新しくなった近江町市場。下記ブログ等の写真を見ると、なんだかデパートみたいなこぎれいな感じになったみたいですが、実際のところ、どうなんでしょう。私も次回帰省時に、写真取材をしてまいります。

●「いちば館」には73店舗入っているそうで、以前には確か170店舗あるときいてましたので、残り100店ほどは従来のかたちで営業しているということですね。

●もちろん、昔からお値段は期待するほど安くはないけど、売っているものは以前と同様、新鮮です。金沢のおいしいものはここですべて手に入りますので、ぜひのぞいてみてください。


「いちば館」フロアガイド

【1階】*鮮魚・青果にパン屋やドーナツ店などを加えた全50店
 ○鮮魚・青果38店
 ○湯葉専門店「しば田」
 ○新鮮なネタを味わえる「もりもり寿司」「いきいき亭」
 ○パスタやドリンクを楽しめる「アルコ・メルカート」

2階】*市場の新鮮食材を使った飲食店10店舗、営業時間は23時まで
 ○回転ずし「近江屋伝兵衛」
 ○海鮮丼「ひら井」
 ○お茶漬け専門店「金沢屋吉右衛門」
 ○加賀野菜と石川の魚介を取り入れたフレンチ「ラ・クック・ミニヨン」
 ○天ぷらと鮮魚「鮮天」
 ○新鮮野菜料理「あんやと」
 ○日本料理「彩和食・口福」
 ○広東料理と香港飲茶「仙桃」
 ○和風ダイニング「海鮮市場料理・市の蔵」
 ○うどん・そば「麺丼や」

【地下1階】*総菜店、飲食店、ドラッグストアなど13店
 ○人気ベーカリー「ジョアン」
 ○牛乳にこだわったジェラート「牛乳村夢番地」
 ○はちみつと自然食品「みつばちの詩工房」
 ○コーヒー豆と焼き菓子「キャラバンサライ」
 ○和洋菓子「さくらスイーツ」
 ○日本茶と甘味「良緑堂茶楽」
 ○タマゴ焼き「だし巻屋」
 ○イカ焼き「みなせん」
 ○お茶漬け「だいあん」
 ○立ち食いずし「うえの寿司」
 ○ラーメン「らうめん侍の侍」
 ○2階の中華料理「仙桃」の総菜店
 ○ドラッグストアの「シメノドラッグ」

【3階・4階】*近江町交流プラザ(金沢市の公益施設)
 ○親子のふれあいスペース「ちびっこ広場」や6つの料理台を備えた「食育広場」、研修や会議に使える「まなびぃ広場」、「市民サービスコーナー」など

【5階】*事務所


 ※いちば館を除く近江町市場のほかの店舗は従来通り営業中
 ※駐車場新設100台分
 ※お問い合わせ:近江町市場振興組合 076-231-1462

近江町市場「いちば館」グランドオープン−73店出そろい新たなにぎわい -
(2009年04月17日 金沢経済新聞)
再開発が進められていた近江町市場(金沢市上近江町)に4月16日、「近江町いちば館」がグランドオープンした。地下1階、地上5階建ての同館は2007年3月に着工。昨年12月の一部開業で先行オープンした店と合わせて今回73店が出そろった。(後略)


 

近江町いちば館 | 街ネタ金沢+ZAZi

近江町いちば館を見学してきました (近江町市場の魚屋日記)

箱やの大将 : 近江町いちば館OPEN!

近江町いちば館、まもなく、グランドオープンです - Re金沢 -

 

 

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2008年12月14日



金沢の駅弁は伝統の加賀料理「利家御膳」「おまつ御膳」1,000円

●ふだん、マイカーで帰省しているので、ついつい「駅弁」に対する意識が薄かったのですが、最近は「利家御膳」「おまつ御膳」が名物になりつつあるようです。
 が…

知名度いまいち、味はぴかいち 金沢の駅弁
(北國新聞社 12月13日)
職場で遅い夕飯にコンビニ弁当をかき込んでいると、デスクから声が掛かった。「弁当といえば金沢って名物駅弁がないな」。確かに富山は「ますのすし」、福井は「越前かにめし」が有名。金沢で全国区の駅弁は思い浮かばない。2014年度(平成26年度)の北陸新幹線開通を控え、何となく気になる。金沢の駅弁事情を探ってみた。(後略)


●そうなんだ、金沢駅では、開設以来、100年以上の長きにわたって名物弁当がなかったんだ! という、悲しい現実を再発見。

●記事によると、大友楼は1898年(明治31年)4月1日の金沢駅開業と同時に「汽車弁当」の販売を始めたそうです。
 豊かな食に恵まれた金沢では「○○弁当」という単純な駅弁はできないのか(記者)。
 大友楼・大友社長の言葉「金沢の駅弁を名物化する必要はありません。土地の味をストレートに伝える弁当を作ればいいんです」。
 ※大友楼は天保元年(1830年)創業、加賀・前田藩の御膳所を務めていた老舗料理店

●上記記事の記者は「派手さを求めず、控えめに本物の味で勝負するあたり、金沢人ならではの発想と言えようか」と言っておられます。

●そうなんでしょうか。私には、ネーミングも籠を模した容器デザインも、非常にわかりやすくて豪華でハデに見えるのですが…

●実際は、2002年のNHK大河ドラマ「利家とまつ」にちなんで作られたもので、発売してまだ6年ほどしかたってない(から知られていない)から売れていない、というのが実態のような気がしてなりません。( 奥ゆかしいのが美徳、典型的な金沢商法 -> これからはもっと積極的にスマートにやっていけばよいのでは?と私は思います)
 ※富山「ますのすし」、福井「越前かにめし」は数十年の歴史がありますね 。

●そういえば、冬の味覚の“超”名物「カニ」についても、これまでは一般的な「ズワイ」といってきたのを数年前から「加能ガニ」と新たに名づけて宣伝を始めていますが、やはり無理やりつけられたせいでしょうか、まだまだ普及しているとはいえません。金沢人は商売がヘタ!
 ※加能ガニ(金沢産ズワイガニ)

●でも、当たり前田の利家公!で、そんな歴史や知名度なんて、本物のカニや弁当のおいしさとはまったく関係ありませんね。

利家御膳
 製造元は金沢の老舗料理店「大友楼」…「地味でいい。おいしければ」金沢人の心意気
 前田家の宴席献立の文献を基にして、現代の食材や調理法で再現した弁当
 加賀野菜も使われている栄養バランスにすぐれた健康弁当

 <ご飯
  ひょうたん型に盛り付けられた白ご飯と、梅型に盛り付けられた茶飯の2種類

 <おかず
  金沢の郷土料理 治部煮(じぶに)…鶏肉や鴨肉を季節の野菜やすだれ麩と煮合わせて小麦粉でとろみをつけた料理、加賀藩時代からの歴史のある料理
  レンコンの肉詰揚げ、棒についたかまぼこ、うなぎの蒲焼、イカの酢の物、玉子焼き、昆布の煮しめ、生姜など

 <容器
  大名籠のデザイン 下段がご飯、上段がおかず、担ぎ棒のところが箸入れ

 *写真

  今月の特選駅弁:るるぶ.com「利家御膳」

  利家御膳、おまつ御膳・金沢駅弁[駅弁の小窓]

  北陸地方の駅弁−4「JR金沢駅−利家御膳 株式会社 大友楼」

 *姉妹品「おまつ御膳


●治部煮は、金沢では有名な「大友楼」自慢の料理で、今日では金沢グルメとして広く知られている名物料理です。それがわずか1,000円で楽しめるのですから、これは非常にお値打ち!

●季節的には今が本番の料理ですが、駅弁では年中販売されているようです。ちょっと覚えておいてくださいね。

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2008年02月23日



フードピア金沢2008 あとわずか

●2月1日から開催されていた「フードピア金沢2008」も残すところ1週間!

●主なイベントはすでに終わっていますが、この時期に金沢を旅する方は、最後の金沢グルメをお値打ちに味わえるチャンスですね。 以下に、まだ間に合う冬グルメを簡単にご紹介いたします。でも、あと6日間だけだよ。

 

フードピア お昼のおもてなし

 下記料亭(金沢では有名なグルメ処ばかり)で、2月29日まで、期間限定の昼食メニューを楽しめます。ランチの名前はすべて「フードピアお昼のおもてなし」ですが、内容は各お店独自の趣向をこらしたものばかり。

 大友楼、加賀石亭、加賀屋 金沢店、北間楼、きたま、金城樓 本店、金城樓本店内かりん庵、金城樓片町店 鷹の羽、菜香樓 金沢百番街店、広東名菜・香港飲茶 菜香樓新館、中国広東料理 菜香樓本館、香港料理 菜香樓飲茶館、松魚亭、和風中華 招龍亭、日本料理 つば甚、日本料理つば甚直営 尾山甚平、Fusion21、割烹 みや川、宮田・鈴庵、麩茶席 宮田、深谷温泉 元湯石屋、安宅の関 まつ家

 お値段は1,580円〜6,000円(税込) 電話予約をしないとダメです。
 各料亭の電話一覧はこちら

 

協賛グルメ

 下記ホテルの協賛メニューもあとわずかです。

 金沢都ホテル レストランベルビュー「金沢ディナー&四季懐石」日本料理「杜若」 ペア料金9,000円
 ホテル日航金沢「冬のスーパーリッチランチ」 前売りチケット6,000円
  ブラッスリー「ザ・ガーデンハウス」、日本料理「弁慶」、中国料理「桃李」スカイラウンジ「ル・グランシャリオ」

 金沢ニューグランドホテル 
  「お届けフードピア懐石弁当(2段重)」 2,625円 金沢市内・周辺の宅配のみ
  「お届けフードピアだんらんセット」 8,400円 4〜5人前(洋食2皿、中華2皿) 〃

 各ホテルの電話一覧はこちら

 

●お腹がめちゃくちゃ減ってきたヨ〜

●おいしくて、優雅で、豪華で、個性的な金沢の冬のおもてなし企画、これが最後の機会です。

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2007年11月28日



金沢の冬―加能がに、香箱がに、芸・和菓子・お酒を楽しむ旅への誘い

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●初雪が舞う金沢から冬のグルメ&観光便りが届きました。

●金沢市内の魚屋さんの店先に、加能がに(ズワイガニ)や香箱がに(メスのズワイガニ)が並びはじめました。寒くなるにつれて、いよいよ本格的なグルメシーズンの到来です。

1年でもっともおいしい季節の金沢!

  ズワイ漁解禁、一斉に海へ 県内各漁港 「加能ガニ」求め
  (北國新聞 2007年11月6日)

  「加能(かのう)ガニ」を全国へ−JFいしかわがブランド浸透大作戦
  (金沢経済新聞 2007年11月28日)


●ですが、もちろん旅の楽しみは食べることだけではありません。この冬も、金沢でしか体験できない伝統文化に触れる企画が盛りだくさんに用意されました。

●いいなあ、うらやましいなあ。

●これから金沢の旅にお出かけのみなさま、私の分までたっぷりと金沢を楽しんできてくださいね。

●金沢市観光協会発行のメルマガ「いいね金沢倶楽部」第61号(2007/11/26号)より。



かなざわ冬の旅観光キャンペーン

 期間:平成19年12月1日(土)〜平成20年3月31日(月)

 テーマ:芸・和菓子・酒で楽しむ冬の金沢

 *上記期間中、各種イベントや市内観光施設、体験施設などの入場料割引特典がついた「持ってまわれば得々ガイドブック」が配布されます

金沢手づくり塾

 開催:2月23日(土)・3月2日(日)/会場:石川県菓子文化会館3階

 多様な伝統工芸をまとめて体験。空き時間にボランティアガイド(無料)と一緒に観光スポットを散策。

 ・和菓子制作
 ・金箔細工(小箱箔貼り)
 ・加賀水引細工
 ・金箔細工(菓子皿箔貼り)
 ・加賀毛鉤(ブローチ)
 ・加賀繍(ストラップづくり)

 *申込先:金沢市観光協会 TEL 076-232-5555

特選 冬の特別限定ツアー「和菓子づくりと工芸を体験する旅」

 開催:平成20年1月26日(土)〜27日(日)
 募集人数:20名
 参加料金:9,000円

 *詳しくは観光協会ホームページ「体感!金沢の旅」まで
 
金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅

 期間:平成20年3月29日(土)まで 各土曜日に開催
    午後1時〜午後2時(年末年始など開催できない日もあります。)
 会場:ひがし・にし・主計町茶屋街のお茶屋
 参加費:3,000円(お茶とお茶菓子付き)

 *「一見さんお断り」のお茶屋で金沢芸妓の芸を見学!
    
 *事前予約必要、お申し込みは観光協会ホームページから

*お問合先:金沢市観光協会 TEL 076-232-5555
 



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2007年11月02日



金沢ではマイボトルサービスが流行中!?

●こんなお店が増えればいいね。

●持参したマイボトル(ポットや水筒など)にコーヒー、お茶を入れてもらえます。金沢市内観光はポット持参がおトクです。

金沢に「給茶」スポットが誕生中−マイ水筒持参でコーヒーや日本茶を
金沢経済新聞 2007-10-31

 

ギャラリー&カフェ collabon(コラボン)
 金沢市安江町1、近江町市場の北側
 コーヒー2杯分500円
  雪と雨の中金沢へ〜collabon編
   いさお&さおりの日記
   2006年12月18日

あずま園
  金沢市百坂
  日本茶の給茶サービス
   お茶のあずま園

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2007年10月30日



ハントンライスは金沢の郷土料理!?

●久しぶりに遭遇したハントンライスの文字! ウィキペディアで偶然見つけてしまいました。

●ハントンライスがウィキペディアに載っていること自体が驚き(もっと他に載せるべきものがあるはず!?)ですが、そこに書かれている「石川県金沢市の郷土料理として知られている」の一文には、さらに驚かされました!

●冗談ですよね、郷土料理なんて。じぶ煮やかぶら寿司が聞いたら大泣きしますよ。きっと投稿者は思い入れが激しすぎてこんな表現になったのでしょうけど。

ハントンライスは、日本の洋食の一つである。ハントン風ライスとも呼ばれている。石川県金沢市の郷土料理として知られている。近年、テレビや雑誌、インターネットなどで紹介され、金沢市民だけでなく全国的に知名度が上がっている。今では金沢市だけでなく、七尾市や穴水町、富山県にある一部の洋食店でも出されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

●すごいですね、アタマから「日本の洋食の一つである」になっています。じぶ煮やかぶら寿司どころか、日本中のシェフを敵にまわすような大それた表現!

●後に続く説明記事はかなり詳細で具体的なので、ほとんどは誤りではないと思いますが、肝心のリード文(導入文)がこれではちょっと…

●でも、金沢人としては許しちゃおうかな。まじめに詳しく書かれてある記事だし(みなさんもぜひ一度、見てみて)。

●しかし、最後にオチがありました。
 「金沢市内での知名度」の項目の最後の最後に、
 「しかし、若い世代での知名度はあまり高くなく、金沢市出身の女優である田中美里は、出演したTBS系列の特別番組「ニッポン県民性発表SP」のなかで、ハントンライスが紹介された際「知らない」と話した。」
 と書かれてあります。

●私は若い世代ではありませんが、田中美里さん(30才)と同じように、昨年インターネット(どなたかのブログ)で知るまで、ハントンライスのことはまったく知りませんでした。
 ※この記事の筆者(投稿者)は田中さんより年上で、私よりも年下であるということになりますね。

●ちょっと笑えました。

●昨年から今年にかけてウィキペディアの記事の信憑性が世界的に問題になっています。日本では、お役所や大企業の人たちが自分たちに都合のいいように改ざんしていたことがバレて大恥をかいたようですね。

●個人的にウィキペディアは仕事でもけっこう利用させてもらっていますが、やはり真実か誤記事か、不正確な表現かなどを見極めてから使うようにしたほうがいいということを、改めて教えてもらいました。

●しかし、この記事のおかげで、ハントンライスの歴史や状況はかなり詳しくわかりました。かならず、いつか食べてみます。ありがとう、ハントンライスさん、そしてウィキペディア投稿者さん!


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2007年10月21日



10月中旬、加賀野菜「源助大根」の収穫開始

白山の初冠雪(10/19金沢地方気象台)とともに、加賀野菜の収穫のニュースが増えています。

●金沢市下安原町では「源助大根」の出荷がはじまりました。今年は例年より3日早く、このところの朝晩の冷え込みで甘みが増しているとか。

●焼き魚やシラス干しにぴったり大根おろしですが、私は今でも、しょうゆを垂らした大根おろしだけで、ごはん2膳は食べられます。冬場の大根寿司も待ち遠しい!

●北國新聞の記事では、みずみずしい源助大根の写真が見れます。

源助大根、ずっしり 金沢市で収穫始まる
北國新聞 10月19日
十九日の石川県内は午前中、曇りや雨の天気となった。金沢市下安原町の畑では加賀野菜の「源助大根」の収穫が始まり、生産者が初出荷へ向け準備を整えた。おでんに最適とされるずっしりと肉厚の大根が、近づく冬の足音を感じさせた。(後略)



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2007年10月15日



食の秋を彩るイベント2つ、新鮮な魚介類や地物野菜で満腹(になりたかった!)

金沢駅西秋の楽市2007 10/13-10/14 会場:金沢駅西暫定駐車場
秋の味覚、たっぷり 金沢市で「楽市」 市場直送の新鮮素材
(北國新聞 10月13日)
「金沢駅西秋の楽市2007」(同実行委員会、北國新聞社主催)は十三日、金沢市広岡一丁目の金沢駅西暫定駐車場で二日間の日程で幕を開け、さわやかな陽気に誘われ、大勢の家族連れが詰めかけた。会場には市場直送の新鮮な海や山の幸を販売する威勢の良い掛け声が響き、食材を焼いて食べる囲炉裏(いろり)からは食欲をそそる磯の香りが立ち込め、来場者は石川の秋の味覚をたっぷり堪能した。(後略)

●記事中に出てきたおいしい言葉&文

 新鮮なズワイガニ、甘エビ、サンマ、ガンド(市価の二、三割安く)

 「囲炉裏村」では来場者が購入したハマグリやホタテなどを早速炭火で焼いて熱々を味わった

 カジキの解体即売も行われた

 カニ汁、五郎島金時、レンコンなどが入った加賀野菜汁

 マツタケご飯、しぼりたてのオレンジジュース

 中華街で知られる神戸市・南京町の人気店の点心、お好み焼き、焼き鳥、倶利迦羅そばなどの屋台も並び…


●記者さんの紹介文がうますぎる! あ〜何か匂ってきたようで〜 たまらない!!!



●こちらも同日に開催。

イベント
第三回ネクストフーズいしかわ2007 10/13-10/14 会場:県産業展示館3号館

●野菜で作られた金沢城・三階櫓、見てみたかった、食べてみたかった。
地物野菜で金沢城 県内の「食」紹介 ネクストフーズ開幕
(中日新聞 10月13日)
県食品協会などが取り組む食品見本市「第三回ネクストフーズいしかわ2007」が十二日、金沢市袋畠町の県産業展示館3号館で始まった。石川の豊かな食文化を紹介する企業出展や即売、地物野菜で作った「金沢城三階櫓(やぐら)」の再現展示が人気を集めている。一般も入場でき十四日まで。(後略)

●3年に一度開催かれるイベントで、今回のテーマは「ふるさと食は健康食」(その通り!)でした。石川の農林漁業まつりが同時開催。世界の弁当箱展や俳優の片岡鶴太郎さんの食の絵画展もあったそうです。(※鶴太郎さんは素敵な日本画を描かれます。きっと美味しそうな魚や野菜の絵だったのでしょう、見たかった)



●私の住んでいる街のデパートでも時々、石川・金沢・能登の物産展が行われますが、やはり地元のほうが新鮮なものが手に入りそうで、うらやましい限りです。

●年をとってくると食べるものにうるさく(=いやしく)なりますね。昔はそんな大人を半ば哀れみの目で見ていた時代もありましたが、いつの間にかわが身もそうなるとは…




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2007年07月17日



金沢中央市場通り商店街が誕生

先日ご紹介した金沢中央市場通り商店街が7月7日にオープンしました。

金沢中央市場通り商店街が新設 - 金沢遠望(2007年5月1日)

目指すは築地の活気 金沢中央市場通り商店街が誕生 初セールにぎわう
(北國新聞 7月7日)
金沢中央市場通り商店街のオープニング式典は七日、金沢市西念四丁目の同市中央卸売市場前で行われ、商店街に加盟する卸売業者らが東京・築地のような活気あふれる街づくりへ意欲を新たにした。記念のセールでは干物や調味料が手ごろな価格で販売されたほか、鍋料理の振る舞いや多彩な食材の試食、実演販売も行われ、近隣住民や親子連れでにぎわった。(中略)
同商店会は、多彩な食材が集まる卸売市場を背景に、一般消費者にも買い物を楽しんでもらおうと、これまで小売業者を相手にしてきた干物、菓子、日用品などの卸売業者、飲食店など五十六事業者が参加して四月に発足した。(後略)


ただし、卸売業者のほとんどは営業が早朝午前3:00〜9:00頃までなので、お買い物は早朝でないとダメ。お気をつけください。





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2007年06月15日



あま〜いかぼちゃはいかがですか!

●6月6日、加賀野菜のひとつ、金沢市打木地区で収穫された打木赤皮甘栗かぼちゃの出荷が始まりました。

●毎年、6月上旬から10月いっぱいが、打木赤皮甘栗かぼちゃの収穫期。最盛期は7月上旬〜8月中旬です。

●打木赤皮甘栗かぼちゃの色は、鮮やかな橙色。見るからに健康そうで、おいしそうな色ツヤをしています。思い出します、おふくろの味。
打木赤皮甘栗かぼちゃ―いいねっ金沢 加賀野菜
形は円錐栗型で、果肉は厚く粘質で、しっとりとした味わいである。極早生で、着果もよく、食味も良好で果皮の朱色が鮮やかで、料理の彩りとして親しまれている。1果重1.1kg位である。
早期着果の性質を生かしたトンネル早熟栽培で、密植的な栽培(600〜700株/10a)が有利となる。(後略)


●最近、加賀野菜も全国への出荷が増えつつあるようですが、打木赤皮甘栗かぼちゃも東京・大阪に出回るそうなので、そのあたりにお住まいの金沢人の方々は、もしスーパーなどで見かけたらぜひ。
打木赤皮甘栗カボチャ加賀の味、初出荷/JA金沢市
(日本農業新聞 2007年6月12日)
加賀野菜の打木赤皮甘栗カボチャが6日、金沢市のJA金沢市砂丘地南部集出荷場から、昨年より10日早く初出荷された。出荷量は77玉、約10ケース(約50キロ)分で、昨年より20ケース少なかった。
昨年は一昨年より出荷時期が5日遅かったが、例年のペースに戻った。(後略)


●最近は煮物だけでなく、スープの素やお菓子の素材など、いろんな使われ方もされている、栄養満点の野菜のクイーン。夏場の暑さに負けないよう、打木赤皮甘栗かぼちゃを食べてがんばろうね。




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2007年05月04日



別所のタケノコ

●メルマガ「いいね金沢倶楽部」(金沢市発行)を購読しているのですが、その最新号(第54号)に別所のタケノコが紹介されていました。別所は、当サイトでも時々(数回)話題にしている野田山の奥、宮川というおいしい蕎麦屋さんのある町です。車でないと行きにくいのが、ちょっと残念ですが。

●これまで5〜6月に訪れたときは、タケノコ農家の直売所が、道路端に何軒か店を開いていて、ふっくらとして、40センチ以上もの長さのタケノコが山のように積まれて販売されていました。1本500〜700円くらいと、質の良さを考えたら、かなりのお値打ちものばかりでしたね。飛ぶように売れてました。

●それをもって帰ると、母が昔ながらの煮物料理を作ってくれました。その料理の名前を、金沢では「若竹煮」と呼んでいることを、このメルマガで知りました。昔から我が家では、タケノコの煮物としかいってませんでしたが、「わかたけに」というんですね。

●とろりと溶けた甘い昆布がからみついた、やわらかな若竹煮。熱いタケノコご飯や山菜の和え物などと一緒に食べると、心から、日本人でよかった、と思います。
「後場市」が立つほどの人気!“別所のタケノコ”。
【いいね金沢倶楽部<第54号>】
(前略)そのひいきぶりと言ったら、タケノコの季節だけ、金沢中央卸売市場に「後場市(ごばいち)」が開かれるほど。市民に朝採りのタケノコを食べてもらおうと、朝掘ってきたばかりのタケノコを午後2時の競りにかけ、夕方の近江町市場やスーパーに並ぶよう配慮しているのです。
 金沢で一番ポピュラーなタケノコ料理が、「若竹煮(わかたけに)」。ぬかを入れたお湯でアク抜きしたタケノコと柔らかめの昆布をコトコト醤油で炊くという誠にシンプルな料理ですが、とろとろの昆布がタケノコにねっとりと絡んでいるのが金沢風。淡泊なタケノコに昆布の上品なダシが染みた香り高い逸品です。
 別所へと足を伸ばせば、道沿いではタケノコ生産者の直売も行っており、より新鮮なタケノコを手に入れることができます。
 また、タケノコのフルコースがいただけるのも別所ならでは。
タケノコの刺身、天ぷら、若竹煮、竹の子ご飯…と、タケノコの季節だけ、生産者農家が大広間を開放してふるまってくれるタケノコのフルコースは、まさに野山の息吹が味わえる春ならではの味と言えるでしょう。


●そういえば、宮川というお店については、いつも蕎麦のことしか書いてませんが、ほんとはタケノコ料理の方が通のあいだでは有名かも知れません。手打ち蕎麦は年中やってますが、旬のタケノコを食べられるのは1年でもこの時期しかないので、グルメを自認する方はぜひ一度訪れてみてください。タクシーに乗っていっても、モトがとれた、とご納得いただけると思いますよ。

 蕎麦宮川



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2007年05月01日



金沢中央市場通り商店街が新設

●金沢の市場といえば最初にあげられるのは近江町市場ですが、もちろん、市場は他にもたくさんあります。

●そんな市場の中心になっているのが、金沢市が運営している中央卸売市場。場所は、金沢駅の北西へ1キロほど、北陸自動車道の高架の手前左手です。

●その中央卸売市場の近隣の商店が団結して、金沢中央市場通り商店街ができたそうです。金沢駅からも近いため、観光客なども意識してのことでしょう。

●最近はどこへ行っても観光魚市場がありますが、この市場はそんな感じになるのでしょうか。今度帰ったらのぞいてきます。



築地のようなにぎわいを 金沢中央市場通り商店街、26日設立
(北國新聞 4月14日)
金沢市中央卸売市場周辺を東京・築地のように一般客が訪れる商店街にする構想で、市場近隣の飲食店をはじめ、乾物店や精肉店、菓子の卸問屋など約五十店舗が結束し、二十六日に「金沢中央市場通り商店街」(仮称)を設立することが固まった。各店舗は現在午前九時ごろまでに店を閉めているが、午後三時ごろまで延長するよう呼び掛け、活気あふれる街づくりを進める考えだ。(後略)


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2007年04月16日



春の味覚、タケノコ初出荷

●4月11日、金沢のタケノコが石川県内のスーパーなどで一斉に発売されたようです。今年は暖冬のおかげで、昨年よりも5日早い出荷だったとか。

●5年前に実家の両親と行ったタケノコ産地の別所が懐かしく思い出されます。ついでに、宮川の蕎麦も…。

●今度帰ったら… と思っているうちに、もう5年もたってしまいました。あの頃まだ元気だったおふくろは今はいません。タケノコという言葉をきくたびに懐かしさがこみ上げてきます。

●タケノコは5月が最盛期、GWには別所も観光客で賑わうことでしょう。この時期に金沢に行かれる方は、ぜひ別所に行ってみてください。

●もちろん、そんなに遠くに行かなくても、近くのスーパーでもおいしいタケノコは手に入ります。実を取るなら、スーパーで買う生鮮食料品もりっぱなお土産になります。

●金沢の食べるものは素材がよいので、何でもおいしいのですが、旬を食べるのが一番ですよね。だから、GWはタケノコ。金沢タケノコの刺身、いかがですか!
金沢タケノコ初出荷小ぶりでも品質、味上々
(日本農業新聞4月16日)
【いしかわ】石川産タケノコ出荷量の9割近くを占める金沢産タケノコが11日、金沢市野田町のJA金沢市南部タケノコ集出荷場から約110キロ初出荷され、12日、県内のスーパーなどに並んだ。白山市のJA白山管内でも同様に約170キロ初出荷された。
(中略)
今年の作柄について、山下博JA金沢市たけのこ部会長は「量は少なかったが、品質、甘味は例年通り。今月の陽気で5月の連休ごろには大きくなっているだろう」と期待を込めた。
13日に金沢市寺町の妙福寺で、たけのこ感謝祭が行われる。18日に金沢市場でたけのこ後場市が始まり、今月末からゴールデンウイーク明けまでが出荷最盛期となる。(後略)
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