●お待たせしました、金沢百万石まつり2006レポート《その3》でございます。
●あまりにタイミング遅れの百万石まつりレポートですが、来年以降、見学される方へのご参考になるよう、一通りご紹介させていただきます(〜「その5」まで)ので、よろしくお付き合いのほど。ただし、カメラもカメラマンもバカチョンのため、お見苦しい点はご容赦。
●その3は、いよいよ香林坊でのパレード見学です。午前中、金沢駅方面での用事をすませ、いったん実家に戻ってから香林坊に出てまいりました。
●じつは大豆田(市民芸術村)の「パーク・アンド・バスライド」(駐車場+シャトルバス往復)を利用するつもりで午後2時半頃、家を出たのですが、すでにそこは満車。仕方なく、すこしあせりながら中央通りを片町方面に向かうと、片町交差点の手前にあるパーキングがけっこう空いているのを知りました。お金さえ払う覚悟(3時間で1500円くらい)なら、マイカーを中心街の近くに置いて、わりとラクにまつりを楽しめることがわかりました。ここから香林坊まで、ゆっくり歩いても15分ほどです。
●香林坊交差点に着いた午後3時半すぎ。すでに沿道は人で埋まり、道路際に出ることはできませんでした。仕方がないので、歩道の真ん中で立っての見学です。香林坊アトリオの前で、夕方6時半までのがまん大会が始まりました。
●パレードは3時半に金沢駅前を出発しているはずなので、たぶん、先頭集団がこちらに着くのは4時半すぎだろうと思われましたが、場所を移動すると再び楽に見れる位置に立てるかどうか怪しかったので、辛抱強く待つしかありませんでした。
●連れの者に場所を確保しててもらい、待ち時間のあいだに撮ってきた周辺の写真からご紹介してまいります。
<香林坊交差点>
●香林坊109の横断歩道の前。
●すでに交通規制は始まっており、道路は解放区となっていました。香林坊交差点がめちゃくちゃ広く感じました。
下の写真が交差点の真ん中で、中央の奥に見えるグリーンが片町側にあるモニュメントです。
●「その1」でもご紹介しました中央公園・石川近代文学館の前。多くの人がたむろしており、千石通りの沿道には縁日の屋台がずらりと並んでました。公園の中にも、時間待ちをしている若者たちがあふれていましたね。
●いよいよ時間が迫ってきました。中央公園からアトリオ方面に向かうと、歩道の上はどこもかしこも人、人、人。
●金沢でこんなに多くの人出を見たのは、私は初めての経験でした。子どもの時はこんなに動き回らなかったので、知らなかっただけなのかも知れませんが。
●信号待ちではなく、パレード待ちの人たちです。
●撮影地点は香林坊アトリオ前↓
●午後4時半すぎ。遠くの方からドラムの音が近づいてきました。
いよいよ第一陣の到着です。自分は何もしていないのに、なぜか体中に走る緊張感。この瞬間が、たまりません(昔、パレードに出た特のことを体が思い出したのかも)。
●道路幅いっぱいに広げられた「金沢百万石まつり」の横断幕を先頭に、まず初めは音楽パレードの一団が続々とやってまいりました。
●ドラム隊、鼓笛隊、吹奏楽団にバトンチームが加わり、派手な行進曲のおかげで一気にまつりの雰囲気が盛り上がりました。
●県警音楽隊、地域の子どもや小学校の鼓笛隊、交通少年団、中学校・高校のブラスバンド、陸上自衛隊音楽隊、そして中学・高校などのバトントワラーズなどなど、合計20近くの団体。この音楽パレードが通り過ぎるのに1時間半ほどかかりました。
●なぜ撮影地点に香林坊交差点を選んだのかというと、もちろん、ここがパレードの通り道(百万石通り)の中心部だということもあるのですが、通りの中では一番広い交差点で、いろんな演技も予定されていたからです。
●ただし、参加グループごとにあらかじめ演技場所が決まっていて、香林坊では、残念ながら、加賀鳶のはしご登りと獅子舞の本格的な演技は見れませんでした(来年はわかりませんが)。
●また、金沢駅から演奏しながら行進してくると、ちょうど香林坊の真ん中あたりで疲れが出てくるようで、子どもたちの中には見るからに、お疲れさん、という感じの子もいましたね (^―^)
●でも、さすが警察や自衛隊のプロの音楽隊は洗練された演奏ときびきびとした動きで、ビシッと決めてくれました。久しぶりに接する音楽隊のサウンドと演技に懐かしさを感じながら、わくわくしながら見学させていただきました。
●さて、期待のミス百万石の登場です… が、残念ながらあっという間に通り過ぎ、正面の写真が撮れませんでした。ガックリ (´A`)
●なので、テレビニュースからちょっと拝借(テレビ局さんお許しを)。
画面ではちょっときつく見えますが、3人ともなかなかかわいかったですよ、遠目には。
(*^〜^*)
●地元放送局の中継拠点。交差点の角の一番いい場所にありましたね。
●実は家でテレビ中継を見ているほうが、出演者の顔も見れるし、全体の雰囲気や流れもわかりやすいです。それでも、ライブ感を肌で感じるには、やっぱり現場でないとね。
●加賀鳶のマトイ。分団ごとに先祖伝来のマトイがあるそうです。
藩政時代、江戸の加賀屋敷専属の火消しだった加賀鳶ですが、実際には江戸市民のために大活躍をして人気者になったとか。いい話です。
●加賀獅子。今回は3、4体が出てました。
●貧弱なカメラで全景を写せませんでしたが、加賀獅子は、高さ3m、巾5m、長さ10mはあるのではないかと思われる巨大なお獅子。中にはお囃子(おはやし)を入れて、20人近くの男性が入っているようです。
これが演技では、本物の動物のようにうねうねと動き回るので、ものすごく迫力があるのです。子どものころ、これが一番面白かった!
●本日はこれくらいで。これで半分くらいかな。
●今回は、なぜか予想してたより疲れませんでした。年は十分とってますが、久しぶりのまつり見学で、期待と緊張で気持ちがたかぶっていたせいでしょうか。子どもみたい!
●続きは近日中に。
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