国史跡指定へ初の発掘調査 金沢・野田山の前田家墓所 高岡・利長墓所と一体視野
(北國新聞社 2006年3月28日)
加賀藩歴代藩主の墓がある金沢市野田山の前田家墓所で新年度、市が国史跡指定へ向けた初の発掘調査に乗り出す。二十七日に同市役所で開かれた調査委員会で、前田家十八代当主、前田利祐(としやす)氏が発掘調査に理解を示し、墓所の全容解明に大きく前進することになった。委員会では文化庁の調査官が、高岡にある二代藩主利長墓所との「一体的な史跡指定」に言及し、県境を越えた史跡になる可能性も出てきた。(後略)
●以前にも書きましたが、野田山の前田家墓所は私の家の墓の近くなのですが、残念ながら現地は樹木がうっそうと茂る山の中なので、現在はまだ観光に行けるような場所ではありません。史跡に指定されれば少しは近寄れることになるのかも知れませんが、街中からはちょっと遠いですし。
●やはり、発掘によって出てくる(であろう)品々に期待するしかないようですが、考古学とまではいかなくても、発掘調査には夢がありますね。どんなものが出てくるのでしょうか。
●この記事で、前田家の18代目の当主という方(前田利祐氏)がおられることを知りました。他にも、将軍家をはじめとする大名の子孫の方々が全国にいらっしゃいますが、それぞれどんな暮らしをなされているのでしょう。個人情報に立ち入ることはできませんが、少し興味があります。先祖代々伝わる面白い話をたくさんお持ちなのではないかと…
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