金沢の人 金沢遠望

2008年01月24日



出る出る出島 小結に返り咲いた初場所、勝ち越しならず

●昨年11月の九州場所で10勝5敗の好成績! ということで、この初場所、三役に返り咲いたばかりの我らが出島でしたが10日目であえなく負け越しが決まるという残念な結果となりました。
 今場所は、これまで以上に落ち着いた「仕切り」に不気味さを漂わせていたのに、クヤシーです。

●今場所は、勝つときには本来の押し相撲で一気に電車道、しかし負けるときは妙にあっさりだったのが少し気になりました。でも、本来の出島こんなものじゃありません。来場所はゼッタイに巻き返し!

●あまりに悔しいので、昨年の雄姿をYoutubeでご覧ください。
 (映像が消えてましたらごめんなさい)


2007年7月 大相撲名古屋場所 6日目 ○出島:押し出し vs 千代大海




2007年9月 大相撲秋場所 10日目 ○出島:寄り切り vs 琴光喜




2007年11月 九州場所 4日目 出島:寄り切り vs 琴奥州





●「寄り切り」といっても実際には豪快な「寄り倒し」に近い勝ちっぷり。こんなに強い出島なのに… 来場所こそ…


●出島関連サイト

 武蔵川部屋力士紹介 出島

 出島武春 - Wikipedia

 出島 武春 - goo 大相撲

 力士名鑑(出島 武春)

 日本相撲協会公式サイト

 Yahoo!スポーツ - 大相撲



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2007年07月26日



中西悟堂の遺品8,000点が金沢ふるさと偉人館へ

中西悟堂の遺品8千点 金沢ふるさと偉人館に遺族が寄贈
(北國新聞 2007年7月7日)
日本野鳥の会を創設し、詩人でもあった金沢市出身の中西悟堂が残した肉筆原稿、知人からの書簡、身の回り品など約八千点が六日までに、遺族から金沢市の金沢ふるさと偉人館に寄贈された。探鳥会などで使用したオメガ社製の双眼鏡のほか、一九三四(昭和九)年に創刊した雑誌「野鳥」に寄せられた著名人の原稿も。自然に心を寄せた愛鳥家の素顔に迫る貴重な資料で、同館職員が整理と目録の作成を進めている。(後略)
中西悟堂(1895―1984) 金沢市生まれ。歌人としても知られる。1歳の時に父の死去に伴って東京在住のおじの養子となり、寺院での修行生活を経て、1926(大正15)年から野鳥の観察を始めた。34年に日本野鳥の会を創設し野鳥保護などに尽力した。白山の野鳥や能登のトキの調査にも取り組んだ。77年に文化功労者。


金沢ふるさと偉人館は、金沢ゆかりの歴史的・社会的に有名な人たちを紹介している市の施設で、昨年、鈴木大拙展の記事でもご紹介した金沢市営のミュージアムです。

金沢ふるさと偉人館 金沢市下本多町6番丁18-4


そして、この偉人たちのなかに、中西悟堂(なかにし ごどう)という方がいます。私も(いつものように)名前はどこかで聞いたことがあるなという程度の知識しかなかったのですが、なんと、金沢の人(金沢市長町生まれ…私は長町小学校卒デス)で、日本野鳥の会の創始者だったんですね。

中西悟堂

中西悟堂 - Wikipedia
中西 悟堂(なかにし ごどう、明治19年(1895年)11月16日 - 昭和59年(1984年)12月11日)は、野鳥研究家で歌人・詩人。日本における野鳥の研究・保護の礎を築いた日本野鳥の会の創立者。本名は富嗣、悟堂は法名。他に筆名として赤吉(しゃくきち)。「野の鳥は野に」を標語に自然環境の中で鳥を愛で、保護する運動を起こした。「野鳥」や「探鳥」は悟堂の造語。


財団法人 日本野鳥の会 Wild Bird Society of Japan

ちなみに、関東地方では昨年オープンした「館林野鳥の森フラワーガーデン(群馬県館林市)」が人気のようですね。


何年も前、急に野鳥のことを調べたくなって野鳥観察のマネゴトをしていた時期があるのですが、その頃、野鳥の会の会員に入ろうかどうか、ちょっと迷ったことがありました。結局、手続きが面倒になって入らなかったのですが、野鳥の会の存在は今もずっと頭の片隅にあります。

マンションの近くに飛来してくる野鳥は、ドバト、スズメ、ヒヨドリ、カラスなど、何の変哲もない街中に棲む鳥だけですが、たまに郊外へ出るときなどに出会う見知らぬ鳥には、思わず目をやり、デジカメを構えています。

そんなことはどうでもいいのですが、中西悟堂は野鳥研究家であると同時にで歌人・詩人でもあった、たいへんロマンチックな人物だったようです。「野鳥」「探鳥会」といった言葉は、悟堂氏の手になる造語だそうですよ。

悟堂氏が金沢にいた時期は、生まれてから1歳までだった(父親の死去により東京のおじさんの元へ養子に出された)そうですが、50歳を過ぎてから、白山の生息鳥類やトキの調査でひんぱんに石川県にも来られた様子。だから、ふるさと偉人館に入っておられるのですね。


話はちょっと飛びますが、レイチェル・カーソン「沈黙の春」は、今日の環境問題を予見したすごい科学者ですが、「鳥のさえずりが聞こえない春」なんて、想像するだけでも怖い話です。自然を大切にしましょうね。

レイチェル・カーソン

怖そうといえば、まったく余談ですが、悟堂氏の写真の顔はなんとなくえらそうで怖そうに見えるのですが、やはり人は見かけで判断はしてはいけないということも学びました(何が学びだ!)。




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2007年06月13日



梅三題、3つめは若き女性カメラマンの話

●はからずも梅の話題が続きました。
3つめは、2006年度の木村伊兵衛写真賞受賞で注目を集める、能登出身(鳳珠郡能登町)の梅 佳代さん。

●木村伊兵衛写真賞は写真家、木村伊兵衛 (1901-1974) の偉業を記念して1975年に朝日新聞社によって創設された、「写真界の芥川賞」と呼ばれるカメラマンの登竜門的なコンテストです。
木村伊兵衛写真賞 - Wikipedia
木村伊兵衛写真賞(きむらいへいしゃしんしょう)は、朝日新聞社主催による写真の賞。
日本を代表する写真家、木村伊兵衛 (1901-1974) の、戦前・戦後を通じて日本の写真界の発展に対する貢献と業績を記念し、1975年に朝日新聞社によって創設された。
プロ・アマ・年齢を問わず、毎年1月から12月までに雑誌・写真集・写真展などに発表された作品を対象とし、写真の創作・発表活動において優れた成果をあげた新人に贈られる。受賞発表・選考内容等は毎年3月発行のアサヒカメラ誌(朝日新聞社発行)に掲載される。
新人を対象とし、著名な写真家を数多く輩出している事から、「写真界の芥川賞」と呼ばれることもある。
(以下、歴代の受賞者一覧あり)


●梅佳代さんはその昨年度の受賞者です。1981年3月生まれの26歳(受賞時は、なんと25歳)!!! すばらしい才能。金沢の人ではなく、石川の人、ということでご紹介させていただきました。

梅佳代 - Wikipedia

●受賞作は写真集「うめめ」。日常の中のユーモラスな瞬間を切り取るのを得意とする。と、Wikipediaで紹介されています。

●しかも驚くことに、「愛用のカメラはキヤノンEOS5。基本的に標準レンズのみで撮影する」とあります。

●キヤノンEOS5というのはもちろんデジカメではありません。Wikipediaによると、1992年に世界初の視線入力AF機構を搭載した上級機として登場した銀塩カメラです。たしかに高価なプロ機のようですが、それでもちょっとしたマニアならもっていそうな機種。
そして、その一丸レフに取り付けているレンズは「標準レンズのみ」という!

●石川県出身の著名カメラマンには、金沢の隣まち・小松市出身の女性カメラマン、織作峰子さんがいらっしゃいます。彼女も27歳の若さでデビュー&ブレークしました。

隣り町・小松市出身の女性写真家、織作峰子さん - 金沢遠望

●写真は道具ではなく技術と感性の世界なんですね。すばらしい。ほんとに、すばらしい。

●梅さんはどんな女性かというと、↓中日新聞の記事に顔写真が載ってます。
日常の輝きを活写 21世紀美術館 梅佳代さん個展始まる
(中日新聞 2007年6月10日)
能登出身の若手写真家で二〇〇六年度の木村伊兵衛写真賞受賞などで注目を集める梅佳代さんの個展が九日、金沢市の金沢21世紀美術館デザインギャラリーで始まった。
「うめめ−ここは石川県の部屋」と題して、二〇〇〇年ごろから今年にかけて地元で撮影した家族や風景の写真を中心に、初の映像作品やドローイングなど合わせて約九十点を出品した。
第一写真集の表紙となった放心したように空を仰ぐ子どもをはじめ、雪の中で笑う犬、一輪車に乗って誇らしげな表情を見せるおじいさんなど、日常の中のユーモラスな瞬間が鮮やかに切り取られている。
梅さんは一九八一(昭和五十六)年、柳田村(現能登町)生まれ。日本写真映像専門学校卒。


●写真展は金沢21世紀美術館で7月16日まで。機会があったらぜひのぞいてみてください。
そして、今後の梅さんの活躍に期待しましょう!





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2007年06月09日



金沢出身のカンツォーネ・シャンソン歌手、小松原るなさん

金沢出身の歌手… 何人ご存知ですか? 残念ながら、有名な方はあまりいないですねえ。そのうちに一度、じっくり調べてみようと思います。

●といいながら、今日は最近知った方をお一人ご紹介いたします。ファンの方には申し訳ありませんでしたが、つい最近、知ったカンツォーネ・シャンソン歌手、小松原るなさんです。金沢の出身だそうです。
小松原るなオフィシャルホームページ カンツォーネ歌手
<プロフィール>
石川県金沢市出身。東京学芸大学在学中、カンツォーネの荒井基裕氏に師事。石井好子音楽事務所主催の日本ボピュラーコンクールで歌唱賞受賞。シャンソン・ライブスポット銀巴里オーディション合格、レギュラー歌手として出演。都内や全国各地でカンツォーネ・シャンソン歌手として活動。

6月23日、金沢白鳥路ホテルで開催「キャンドルナイト2007夏至」のゲストプロフィールより
石川県金沢市出身。東京学芸大学在学中、カンツォーネの荒井基裕氏に師事。石井好子音楽事務所主催の日本ポピュラーコンクールで歌唱賞受賞。シャンソン・ライブスポット「銀巴里」オーディション合格、レギュラー歌手として出演。都内や全国各地でカンツォーネ・シャンソン歌手として活動。


●カンツォーネは一般にはイタリアの歌謡曲といわれていますが、1960年代〜70年代に数々のヒット曲を生んだ「サンレモ音楽祭」という言葉と同じように、個人的には非常に懐かしいジャンルの音楽です。イタリアでは流行とは関係なく、現在もふつうに歌われている歌曲だと思いますが、日本ではちょっとなじみが薄いのも事実。でも、地中海の香りが漂ってくるような、ダイナミックでロマンチックな歌が多いですね。

●それに比べるとシャンソンのほうはメジャーですが、こちらは大御所・石井好子さんのご活躍によって1950年代に日本で定着した音楽です。しかし、残念ながら日本ではこちらも懐メロの一種として扱われることが多く、日ごろテレビやラジオで耳にする機会は少ないです。

石井好子ホームページ
※数ヶ月前、テレビのドキュメンタリで近況の映像を拝見しました。まだまだご健在です。

●カンツォーネもシャンソンも、音楽のジャンルとしては、日本ではどちらかというとクラシック系の歌手が歌われることが多いのですが、歌詞の内容からいっても、やはり気軽に楽しめる歌謡曲です(私見ですけど)。どちらも熱狂的なファンがいる世界で、私はよく知りませんが、各地に愛好家の集いがあるようです。

●最近、いろんな分野で活躍している金沢人が増えていますが、しかし、残念ながら、歌の世界ではまだあまりいない…(私が知らないだけなのかなあ)。

●小松原るなさんの活動拠点は東京なのかも知れませんが、やはり金沢にとっても非常に貴重な存在です。これからもひそかに応援してまいります。

●6月23日(土)、「キャンドルナイト2007夏至」へ、小松原るなさんの歌声を聴きに出かけてみませんか?

金沢白鳥路ホテル/キャンドルナイト2007夏至




●話はとびますが、2006年12月29日の記事「金沢の街は今年、音楽にあふれていました!」でご紹介しました真咲よう子さん(名古屋)の「金沢待宵月」(11月8日発売)、川中美幸さんの「金沢の雨」(12月20日発売)の2曲ですが、最近、妙に耳します。車を運転中のラジオでです。今年はヒットしないかなあ。

真咲よう子

川中美幸







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2007年05月03日



獅子舞の蚊帳作り職人さん

金沢百万石まつりでおなじみの加賀獅子舞。その獅子舞の胴体部分を蚊帳(かや)というそうです。ご存知でした? 私は知りませんでした。

●モノにはすべて名前がついている、ということに興味をもって、身のまわりのモノに関する名前事典のような本を買った(読んだ、とはいいきれないところが哀しい)覚えがありますが、あの本には、さすがにこんなモノまでは載ってませんでした。

●金沢市のサイトに加賀獅子舞の説明ページがあり、ここに蚊帳の説明もあります。

 金沢の伝統文化-獅子舞とは-2

●この記事には「夏の寝床に使われた蚊帳がその名前の由来です。牡丹や獣毛の模様などが描かれた巨大な麻布で作られています。」と書かれています。蚊帳と同じ麻布で作られているので、同じ文字なんですね。

●レトロブームのおかげで、現在でも寝室用の蚊帳はどこかで売られているようですが、私の子ども時代はどこの家でも、夏の夜の必需品でした。とくに私の場合、なぜか祖父の家の蚊帳が強く印象に残っています。

●麻の繊維とホコリと湿気が混ざり合った独特の匂いは、かなり強烈でしたね。押入れの中に束ねてしまわれている様はちょっと暑苦しく見えましたが、でも、いざ吊ってしまうと非常に風の通りがよく、蚊取り線香やフマキラーの匂いとともに、まさに快適な夏の睡眠環境をつくってくれたものです。

 蚊帳(かや)の歴史

  ※蚊帳が本格的に作られ始めたのは奈良時代で、初めは絹や木綿だったようです。
   麻になったのは室町時代からで、近江国八幡の商人が作り始めたものだとか。


●獅子舞の蚊帳が麻布で作られたのは、もちろん通気性のことを考えてでしょうが、もう一つ、中で演奏されるお神楽の音を外にいる観客に聞かせるためでもあるようです。

●ところで、もう一つ、麻というと、私は「どんごろす」が思い浮かびます。どんたこすじゃないですよ、どんごろすです。農作物などを入れておく麻袋のことで、水害予防の土嚢にも使われていますね。

●そして、このどんごろすは薄茶色、寝室の蚊帳は濃い緑で、いずれも単色です。なので、麻はそれほど手の込んだ色はつけられない粗い素材だという勝手なイメージができあがっていました。

●まさか麻でできているとは思いもよらなかった獅子舞の蚊帳ですが、改めて写真などを見直すと、かなり派手な模様が描かれていますね。和風というか唐風というか、迫力のあるデザインです。
そんな獅子舞の蚊帳の色付けの職人さんの記事を見つけました。ちょっと早いけど、秋祭りが楽しみです。
獅子舞蚊帳、緋色鮮やか 金沢の「巨匠」玉作さん 秋の披露目へ染色本格化
(北國新聞 5月2日)
金沢市専光寺町の染物職人、玉作榮一さん(53)の作業場で、秋祭りに向けて県内外から注文を受けた獅子舞の蚊帳の染色作業が本格化した。この道約四十年の「匠(たくみ)」は鮮やかな赤いボタンの花や勇壮な獅子の巻き毛などを大胆かつ精密に描き、実りの秋のお披露目へ作業に汗を流している。
 百年以上続く染色加工製造元「加賀印染(しるしぞめ)巨匠」四代目の玉作さんは、金沢市内をはじめ、県内各地や近県などから年間十五本前後の蚊帳作りの注文を受けている。布の大きさに応じて図案を決め、下絵を描いてから絵の輪郭部分にのりを置き、その上から染料をかける。染色した布は蒸し上げた後、水に半日つけてから乾燥させ、一枚に縫い合わせて完成となる。(後略)


●ところで、第56回金沢百万石まつり、今年もあと1カ月でやってきますね。今年は帰れそうもありませんが、昨年のことがなぜか懐かしく思い出されます。まだ1年しかたってないのに、不思議です。


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2007年04月21日



あうん堂本舗へご主人特製のカレーライスを食べに行こう!

●お久しぶり。さりげなく再開いたします。
長いブランクすいません………

●さっき(4/21)、西田敏行さんと伊藤蘭さんが交代でナレーションをやっているテレビ朝日系列の番組「人生の楽園」(日曜夕方18:00〜18:30)で、金沢・東山の古本&喫茶「あうん堂本舗」が紹介されたのを見ていました。

  西田敏行オフィシャルサイト
  テレビ朝日「人生の楽園」

●「人生の楽園」のコンセプトは「いい人生の歩き方番組」で、毎回、新たな第二の人生を送っている中高年の人たちを紹介しています。番組スタッフが取材してきた映像を見ながら西田さんと伊藤さんがスタジオでアドリブでナレーションを入れる(たぶん)、というつくり。今回も、独特のとぼけた味わいのある西田節をたっぷりと聞くことができました。

●今回紹介されたのが、金沢の古本屋カフェ「あうん堂本舗」の本多ご夫妻の暮らしぶり。「あうん堂本舗」は、本好きな本多博行さんが奥さんとともに3年前にオープンした古本+喫茶軽食 というお店です。場所は、ひがし茶屋街前の交差点から北西へ100mほどいった住宅街の中。

  出版と古本とカフェのあうん堂本舗
「橋場町交差点から浅野川大橋を渡り、橋詰の信号(大橋交番前)を左折、直進するとすぐにT字路に突き当たるので、右側の小路へと曲がった先にある、電柱の案内看板が目印です。周辺にはひがし茶屋街や浅野川があります。天気の良い日はお散歩がてら、のんびりお越し下さい」(サイトより)



●古本+喫茶軽食 というのは、よく考えるとフシギな組み合わせですね。お店はこじんまりとしていますが、まあまあ(失礼)おしゃれなつくりで、まさに「ご夫妻の人柄がにじみでている」ような“ほんわかムード”にあふれていました。いつ行っても気持ちが休まりそうな、きさくな感じのお店のよう。

●軽食に使う材料の仕入れ先は近くの近江町市場で、ご主人が作っている唯一のメニュー、“1日限定8食”のカレーライスが一番の人気だとか。

●いいですねえ、ゆったりとした第二の人生。

●団塊世代の定年退職者の数が心配されているこの頃ですが、そんな世間の勝手な風評とはまったく関係のない、マイペースな人生のあり方。金沢という街が、そんな“大人の”人たちにとって最適な環境にあるということを、あらためて感じました。

●日々の暮らしのなかではいろいろあるでしょうが、マイペースで自分たちのライフスタイルを実践できる街は、広い(狭い?)日本のなかでもそれほど多くはないと思います。そして、私のふるさと金沢が、まさにそんな街のひとつであることを嬉しく思いました。

●おっと、忘れるところでした。あうん堂本舗の本業はもちろん古本&古書の販売で、これからは地元・金沢に関する本の紹介を中心にしていかれるそうです。今後、金沢の古い情報を調べたいときには、あうん堂さんをのぞいてみましょう。


●いいですねえ、本多さんたちの生き方、そして彼らにもっともふさわしい街、金沢。
あうん堂本舗と本多ご夫妻、がんばれ!


●ご夫妻に負けないよう、私も早く次の人生を見つけなくちゃ。


出版と古本とカフェのあうん堂本舗
■営業 10:30〜19:00(定休日:水曜・木曜)
■住所 〒920-0831 石川県金沢市東山3-11-8
■電話 076-251-7335
■HP http://www.aun-do.info/index.htm



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2006年12月27日



金沢出身の女優、田中美里さんの珍しいインタビュー記事

●珍しいのはインタビュー記事のことではなく、その媒体。この記事は、「デジタルARENA」という日経新聞のIT関連サイトだからです。内容は、携帯電話に関するインタビューでした。

兄からもらった“ビックリ・ケータイメール”の内容は?〜女優・田中美里さん〜 

こんなのどうです? ケータイで映画を見る私のアイデア〜女優・田中美里さん(2)〜 
デジタルARENA

●ね?珍しいでしょ。携帯電話に関してもとくに変わった体験をされた様子でもないので、なんで?という感じですが、きっとプロダクションのプロモーションのお仕事か何かだったんでしょうね。

●同記事によると、1月には東京・芸術座で「極楽町一丁目」という舞台に出演されるそうです。

●しかし、この11月から出演を続けている浜木綿子さん主演の舞台『肝っ玉姐さん奮闘記』が、来年1月は名古屋・金沢公演もあるようなので、めちゃくちゃ忙しそうですね。(2007年1月2日〜27日・名鉄ホール、1月29日、30日・石川厚生年金会館)

名鉄ホール インデックス【1月公演】泣き笑い人生人情喜劇『肝っ玉姐さん奮闘記』

●それから、ファンの方はすでにご存知でしょうけど、今年の9月から、彼女もブログを始められました。忙しい方なので毎日更新は望めませんが、これからの田中美里さんの情報源として要チェックです。

田中美里 OFFICIAL BLOG

●最近、大物女優として貫禄がでてきたような気配を感じますが、これからのご活躍を祈ります。

●あ、それから、どうでもいい情報ですが、彼女の誕生日は私と5日違いの2月9日で、同じみずがめ座です。年の差は…やめときましょう。

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2006年11月17日



篠井英介さん情報 11/20から「トーチング・トリロジー」公演

●11月16日の朝日新聞夕刊に、篠井英介さんの紹介記事が載ってました。

篠井英介 初のゲイ役
(朝日新聞 2006年11月16日夕刊)
女装したゲイの男が愛の本質を問いかける、H・ファイアステイン作「トーチングトリロジー」(20日〜12月7日、東京・パルコ劇場)に篠井英介が主演する。(後略)

●「トーチソング・トリロジー」は元々はブロードウェイミュージカルで、1983年にはトニー賞の最優秀作品賞、主演男優賞を受賞している名作。原作はブロードウェイミュージカルの主演者、ハーヴェイ・ファイアスティンが書き下ろした自伝的コメディ・ドラマ3部作。1988年には映画化もされていて、現在もDVDの人気作品のひとつとです。

●「トーチソング」とは片思いや失恋を歌った歌のことで、「トリロジー」は、最近はダイヤモンドで有名ですが、本来は「3組」「3部作」「3部曲」という意味。

●ということで、「トーチソング・トリロジー」は、同性愛をテーマに、友達、恋人、親と子と、さまざまな人との関わり合いの中で生まれるいろんな愛のかたちを描いた3つの愛の物語となっています。

●その主人公アーノルド役が、我らが誇りの名優、篠井英介さんなんです。
 今回の公演は、東京公演(11/20〜12/7、パルコ劇場)後は、大阪(12/9〜12/10、梅田芸術劇場)、広島(12/12、アステールプラザ)、名古屋(12/14、愛知厚生年金会館)、仙台(12/21、仙台市民会館)という予定。

 KTV [イベント トーチソングトリロジー]
 e+ Theatrix!|伝説の舞台を今ここに!『トーチソング・トリロジー』

●物語は、長年ニューヨークのゲイバーで働いている主人公、アーノルドの「深い悲しみと苦しみ、そして愛と尊敬を、切なくジャジーなトーチソングにのせて描きだした、心を打たれずにはいられない感動作! 」(紀伊國屋書店 Forest Plus)です。
 あらすじはこちら ↓ にて
 トーチソング・トリロジー DVD あらすじ/みどころ : 紀伊國屋書店 Forest Plus

●日本ではかつては加藤健一さんの舞台が話題となりましたが、今回の篠井さんの公演は、きっとそれ以上の評判になると思いますよ。何といっても、今、のりにのっている実力派俳優なんですから。

●ご本人は「女形」を一生の仕事と思い定められていますが、冷静にご自身のことを見られるタイプらしく、そろそろ「ゲイ」の役もやれるようになったのではと、かねてより志願していた役どころだったそうです。

●ところで、私の人生経験のなかでは、これまでゲイの方と接する機会は幾度かありましたが、最近はカミングアウトされる方も多くなり、むかしほど特別な意識をもたれなくてすむ時代になったのかも知れません。
 しかし、その一方で、実はひそかに性同一性症候群で悩んでおられる人も知っていますので、まだまだ現実はきびしいという感じもします。

●篠井さんはゲイではありませんが、ゲイの方の気持ちがわかるアーチストとして、社会的な弱者に生きる希望や勇気を与えられる大人の役者になられることでしょう。これからも応援していきます。


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2006年10月15日



篠井英介さん出演『トリック』第4話・第5話が本日、北陸朝日放送にて再放送

●先日の記事にいただいたコメントで、ミラクル三井マンセーさんから、篠井英介さんの最新情報です。
 参照:金沢が生んだ名優その2、篠井英介さん - 金沢遠望

> 篠井英介さんを紹介してくださってありがとうございました。
> ところで話は変わりますが、明日午後2時から北陸朝日放送でトリック
> (再)の4、5話のミラクル編が放送されるので、見ていない人は是非見
> てください。凄い強烈キャラなので、びっくりする(というか引くかも)と思
> いますが・・・
> 篠井英介って凄い俳優だなと思ってもらえるとファンとしても嬉しいで
> す。ちなみにTSUTAYAなどの大手レンタル店でも貸し出ししてます
> よ。
> Posted by ミラクル三井マンセー at 2006年10月14日 16:09


●せっかくの機会ですので、ぜひご覧ください。 サプライズがお楽しみ。

 『トリック』第4話・第5話(再放送)
北陸朝日放送  2006年10月15日(日) 14:00〜



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2006年10月07日



金沢が生んだ名優その2、篠井英介さん

●10月6日、「金沢が生んだ名優、鹿賀丈史さん」の記事にいただいたミラクル三井マンセーさんのコメントから、鹿賀さんと肩を並べる名優がもう一人いることを知りました。

●私もそうでしたが、たぶん、みなさんも名前と顔が一致したら、「あ〜あの人がそうなの」とおっしゃると思います。それは、篠井英介(ささい えいすけ)さんです。

●お顔はこちらです。

篠井英介(ささい えいすけ)/アトリエ・ダンカン
同サイトよりプロフィール
○本名:同じ
○生年月日:1958年12月15日
○血液型:A型
○出身地:石川県金沢市(香林坊)
○特技:日本舞踊(宗家藤間流名取・藤間勘智英)
○出身:日本大学芸術学部演劇学科卒業
○所属事務所:アトリエ・ダンカン
篠井英介プロフィール(Wikipedia)
日本大学芸術学部演劇学科卒業。大学在学中は「劇団銅鑼魔館」という演劇集団に籍を置き早稲田大学在学中のいとうせいこうと黒衣をしたことがある。元々は歌舞伎役者を志望していたが、断念し加納幸和事務所に所属。『いじめいじめられるいじめ鏡』『しゅんとく丸』などの公演を経て、1984年、加納幸和、木原実らと花組芝居を旗揚げ。歌舞伎を題材にした演目を上演し、男優だけの「ネオかぶき」劇団として注目を集め、女形のトップスターとして一躍脚光を浴びる。1990年退団。 その後数多くの舞台に出演し、テレビドラマや映画にも活躍の場を広げている。特に2001年『欲望という名の電車』のブランチ役は中学時代からの憧れであるらしく、女形として培ってきた演技力が存分に発揮された適役と言える。 三谷幸喜作品中ではオカマ役を演じることが多い。テレビコマーシャルでは女装の麗人役で出演している。その一方で男優としての演技力も高く、『君といた未来のために』では、男らしく義理堅いマスターの役を好演していた。


●出演作品の経歴を見ると、舞台俳優からスタートされ、歌舞伎が好きで、一時は女形を目指しておられたこともあったようですね。最近はオカマ役から極悪人まで、映画、テレビ、CMにと、幅広い分野で活躍されています。私の頭の中でも、ようやく名前と顔が一致してきました。
 ちなみに、大河ドラマ『功名が辻』では、秀吉・家康の両雄に仕えた徳川四天王の一人・井伊直政(江戸末期の大老・井伊直弼の先祖)役で出演中ということを、ミラクル三井マンセーさんから教えていただきました。そうなんです。あの井伊直政役の人が、篠井さんなんです。

 功名が辻

 井伊直政(戦国武将雑学辞典 戦国無双列伝)

 井伊直政 -Hatabo's Homepage-

●俳優の演技が上手ければ上手いほど、見ている側は、その役柄と本人が同一人物のように思えてきて、ある時にそのギャップの大きさ(=演技力のすごさ)を知り、びっくりさせられるということが多々あります。篠井さんもまさにそんな感じで、着実にプロの俳優・役者としての評価を高めておられるように思います。

●まったく世間知らずの私でして、個人的には脇役っぽいイメージしかもってなかったのですが、最近の活躍ぶりを知るにつけ、すでにかなり有名な俳優になっておられることに嬉しくなりました。これからは渋くて味のある大人の個性派俳優として、私たちを楽しませてください! テレビのバラエティ番組はご愛嬌ってとこでしょうけど。

●コメントをいただいたミラクル三井マンセーさんの「ミラクル三井」は、2000年7月7日〜9月15日、金曜23時放送の『トリック』(エピソード2 まるごと消えた村)に出演されたときのナゾの魔術師?役の名前だったみたいですね。マンセーは「万歳」。ということは、ミラクル三井マンセーさんは、かなりの篠井ファン(マニア、フリーク)ですね。

 トリック (テレビドラマ) - Wikipedia


●ミラクル三井マンセーさん、情報をありがとうございました。これからも篠井さんを応援していきましょう。

●最後に、篠井さんと私には共通項が2点あることを知りました。一つは、同じ香林坊の出身であること(香林坊というのはミラクルさんのコメントで知りました。他では見つけられなかったのですが)。もうひとつは、遠くのほうで日本舞踊・藤間流と接点があることです。意外と、むかし親どうしが知り合いだったりして…なんて勝手に想像がふくらんでしまいました(蛇足)。 

 

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2006年08月16日



宮谷理香さん、デビュー10周年コンサート

●ちょっとご紹介のタイミングが遅れてしましましたが、先日(8/8)、ピアニスト・宮谷理香さんのデビュー10周年記念リサイタルが金沢市アートホールで開催されました。

●金沢にいない身としてはどうしようもありませんでしたが、ふるさとへの思いのこもった華麗な演奏が、金沢の聴衆の心に染み込んだ、素晴らしいコンサートだったようです。

●クラシック音楽、それもソロピアノというと、今の日本では一般市民の目や耳に触れる機会はそれほど多くはありませんが、宮谷さんはふるさと金沢での音楽活動も地道に、熱心にやっておられます。

●機会をみつけて、きっといつの日か、生演奏を聴きたいと思っています。これからもご活躍を祈ります。

宮谷理香デビュー10周年記念 ピアノリサイタル 『愛をこめ、ふるさとへ』
8月8日(火)会場 金沢市アートホール  開演 午後6時30分
曲目
<名曲の調べ>
 ベートーヴェン ピアノソナタ「月光」、リスト:愛の夢、バッ ハ=ブゾーニ シャコンヌ
<ショパンの魅力>
 ノクターン第2番、別れの曲、舟歌、ソナタ第3番

金沢への思い、華麗に奏でる 宮谷理香さん デビュー10周年公演
(北國新聞 2006年8月9日)
金沢市出身のピアニスト宮谷理香さんのデビュー十周年記念ピアノリサイタル「愛をこめ、ふるさとへ」(宮谷理香の会主催、北國新聞社、北陸放送、テレビ金沢、財団法人石川県芸術文化協会後援)は八日、同市アートホールで開かれた。宮谷さんは、生まれ故郷への思いのこもった華麗な演奏で聴衆を引きつけた。(後略)

ショパン国際ピアノコンクール入賞の宮谷理香さん - 金沢遠望
ショパン・ピアニスト宮谷理香さん「ふるさと学校訪問」 - 金沢遠望



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2006年07月25日



金沢の衆議院議員レスラー、馳浩さん引退試合

●地石川1区の衆議院議員、馳浩(はせ ひろし)さんは1995年に参議院議員(2000年に衆議院議員)になられてからもう11年、地元政界ではリーダー的な存在になられているのではないでしょうか。

衆議院議員 馳浩の赤じゅうたん雑記(Yahoo!ブログ)
馳浩の連載エッセー

●そんな馳さんのもう一つの顔は、ご存知、プロレスラーです。国会議員として以上にプロレスファンにはおなじみの馳さんですが、このほどついにプロレスからの正式引退を表明。急遽、7月23日に、地元金沢で引退試合が行われました。
馳、23日金沢で地元引退試合
(スポーツ報知 2006年7月19日)
8月27日の全日本・両国国技館大会で現役引退試合に臨む衆議院レスラーの馳浩(45)が、(7月)23日の石川大会(金沢・石川産業展示館)で地元引退マッチを行うことが18日、急きょ決まった。
馳、地元金沢で有終フォール…全日本
全日本・金沢大会(23日、金沢・石川県産業展示館3号館) 自民党の衆院議員レスラー、馳浩(45)が23日、地元引退試合を行いピンフォール勝ちの“有終闘”を収めた。

●私はプロレスやプロレス界についてはまったく疎い人間ですが、それでも馳さんに関しては、時々新聞やテレビでの報道で見聞きする機会がありますので、そのたびに、そういえば金沢の人だったんだと思っていました。

馳さんのプロフィール
1961年5月5日、富山県小矢部市生まれ。星陵高校(金沢)、専修大学文学部卒業、星陵高校教諭〜ロサンゼルスオリンピックのレスリング選手〜その後プロレスに転向。奥さんは高見順の娘でタレントの高見恭子。現在はプロレスラーで衆議院議員(自民党森派)。

詳しいプロフィールはこちら
馳浩 - Wikipedia
馳浩とは - はてな

●高校教師〜オリンピックのレスリング選手〜プロレスラー〜国会議員 という人生は、かなりう波乱に富んでいるように見えます。また、人一倍奥ゆかしい?人間の多い金沢人の中で、まったく正反対の性格のような方であることも、ユニークです。

●21世紀の石川県・金沢市、そして日本の将来が明るく希望のもてるものになるよう、がんばってください。

●それにしてもプロレスと政治というのは、何かと縁のある業界なんですね。




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2006年07月18日



岩城宏之さんの追悼演奏会が開催

●7/16(日)、金沢駅前の石川県立音楽堂で、先月13日に亡くなられたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の音楽監督・指揮者、岩城宏之さんの追悼演奏会が開かれました。

●追悼式では、岩城さんの奥様でピアニストの木村かをりさんが、同オーケストラの永久名誉音楽監督の称号と金沢市の景仰の証を贈られました。 また、演奏会では、元OEK首席客演指揮者のジャン=ピエール・ヴァレーズ、外山雄三、天沼裕子、池辺晋一郎の各氏の指揮により、モーツァルトやベートーベン、武満徹らの名曲が演奏されました。

ありがとうマエストロ OEK音楽監督 岩城さん追悼演奏会 県立音楽堂
(中日新聞)

●人なつっこい笑顔で最後の最後まで音楽とともに歩まれた岩城さん。人知れないご努力やご苦労があったり、やり残されたことも多々あろうかと思いますが、一人の人間の人生としては、たいへん幸せな生き方をまっとうされたような気がします。

●音楽というジャンルを超えて、これだけ幅広い層の人々に親しまれた方はそれほど多くはいらっしゃらないでしょう。

●先日、NHKの追悼番組を見て改めてしんみりさせられましたが、「何事にも誠心誠意、一生けんめい取り組む姿が大勢の人を感動させ、その人にとっても幸せな人生になる」ということを教えていただいたように思います。

●下の写真は、先月帰省時に撮ってきた石川県立音楽堂です。この日は百万石まつりの行列のあった日で、偶然、音楽堂の前を通りかかったものですから。
岩城さんの笑顔を思い出しながら写真を撮りましたが、まさかこの2日後にご逝去のニュースを知ることになるとは思ってもいませんでした。ご冥福をお祈りいたします。

060610石川県立音楽堂1.jpg   石川県立音楽堂

060610石川県立音楽堂2.jpg

060610石川県立音楽堂3.jpg   060610石川県立音楽堂4.jpg  (2006.6.10撮影)

 


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2006年06月14日



岩城宏之さん死去 6月13日

●悲しいニュースです。昨日午前0時20分、オーケストラ・アンサンブル金沢の設立者の一人で音楽監督でもある指揮者の岩城宏之さんが心不全でお亡くなりになりました。享年73歳。早すきます。残念です。
○岩城宏之さんの現職
オーケストラ・アンサンブル金沢公式サイトより
オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督のほか、N響終身正指揮者、メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、京都市交響楽団首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督、石川県立音楽堂芸術総監督を兼ねている。
○亡くなられる直前のご様子
ZAKZAK(指揮者の岩城宏之さん「重度の貧血」で緊急入院)

●私が岩城さんを知ったのは金沢にいた中・高生時代、NHK交響楽団の指揮者として、NHK総合テレビ、日曜日の夜の「N響アワー」(たしか9時台か10時台だったと思います)という番組を通してでした。(同番組は、現在もNHK教育テレビで続いています)

●当時(昭和30年代〜40年代)、金沢で生のオーケストラに接する機会はなく、NHKテレビとFMラジオが、私にとっての音楽の公的な情報源のすべてでした。とりわけ、目の前で指揮者や楽団員の演奏姿を見られる「N響アワー」は、貴重な生演奏(もちろん、ほとんど録画でしたが)に接する機会だったのです。その番組の中で、まるでベートーベンのような顔つき&ヘアスタイル(私にはそう見えました)と、たいへん小柄な体格とそれに反したパワフルな指揮をされる岩城さんに、ついつい目と耳をひきつけられていたことを覚えています。

●私がクラシック音楽に興味をもったのは、中学時代にブラスバンド部でトランペットを吹き、高校時代にクラシックギターを始めていたせいもあります。しかし、一番影響が大きかったのは、高校時代の親友たちの中で2人もクラシック音楽ファンがいて、時々、彼らといっしょに音楽について語り合っていたからでした。

●私はレコードを買えませんでしたが、彼らのうちの一人が、当時の高校生としてはけっこうコレクションをもっており、それを聴かせてもらうために小立野にある彼の家まで、しょっちゅう遊びに行っていました。残念ながら、当時の彼のコレクションは海外の有名な指揮者のものばかりで、岩城さんのレコードはなかったのですが、もちろん会話の中には登場していました。
(※そういえば、彼の家の近くに五木寛之さんの奥さんの実家の医院があることを、彼から教えてもらったことを思い出しました)

●岩城さんは、当ブログを始めた頃に一度記事にさせていただいたことがありましたが(金沢の人)、私がご紹介するまでもなく、世界的にも知名度、影響力のある素晴らしい音楽家でした。まさに音楽に命を捧げた人生で、亡くなる瞬間まで音楽のことしか頭になかった方ではないかと想像されます。

●いま、 Wikipediaの記事で見ていた年譜で、遅まきながら、岩城さんと金沢の縁をはじめて気づきました。東京生まれの岩城さんは昭和20年(1945年)の東京空襲で被害に遭い、金沢に転居(疎開)されたことがあったとのこと(その後、岐阜県瑞浪市土岐町へ転居)。疎開先がなぜ金沢だったのかまではわかりませんが、「なぜオーケストラ・アンサンブル金沢の指揮者になられたのだろう?」という長年の疑問がやっと解けました。岩城さんは13歳のときに金沢で終戦を迎え、2年間近く(人生でもっとも多感な中学時代)金沢で暮らしておられたんですね。納得できました。

●何年も前から病気治療中のニュースは聞いていました。病気の始まりは昭和62年(1987年)に罹った、指揮者の職業病ともいわれる「頸椎後縦靭帯骨化症(むち打ち症)」でした。あのエネルギッシュな指揮のスタイルが、病気の元になったんですね。体に悪いということを知りながらも休まず指揮を続けられていたことが新たな感動を呼んでいましたが、結果的には寿命を縮められることにつながったのではないかと、悔やまれます。

●満身創痍のお体で音楽に打ち込んでおられる姿は痛々しく見えました。しかし、そのエネルギッシュな活動が新しい多くの音楽ファンをつくり、また古くからのファンには明るい希望を与え続けていたのも事実です。

●素晴らしい音楽の世界をプレゼントしていただき心より感謝いたします。また、同じ時代に生きてこれたことを誇りに思います。ご冥福をお祈りいたします。

●インターネットで見ることが出来る、岩城宏之さんの足跡の一部です。

岩城宏之オフィシャルサイト-iwakihiroyuki.com-

オーケストラ・アンサンブル金沢

岩城宏之 - Wikipedia

報道STATION -特集-『岩城宏之73歳の挑戦 ベートーベン9曲連続指揮』

岩城宏之氏インタビュー(東京文化会館)

Daily NEWS: 【訃報】岩城宏之/指揮者

Matome検索 岩城宏之の新着Blog検索結果

自在コラム:★岩城宏之氏の「運命の輪」

JIROの独断的日記

[6/15追記]
岩城さん、東海に大きな足跡 名フィルの礎築く
(中日新聞)

OEK創設、岩城宏之さん死去
(asahi.com-マイタウン石川 2006年06月14日)
岩城宏之さんの経歴や最近の様子が一番要領よくまとめて書かれています

[6/18追記]
岩城宏之氏・佐藤功太郎氏逝く Tany&wife's blog from 新浦安

[6/24追記]
てつりう美術随想録:指揮者の引き際 ― 岩城宏之を偲ぶ

追悼・岩城宏之 タクトを超えた音楽人。(作曲家・ピアニスト、一柳慧=いちやなぎ・とし)




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2006年05月12日



ショパン・ピアニスト宮谷理香さん「ふるさと学校訪問」

昨年5月23日、当ブログでご紹介した金沢出身のピアニスト宮谷理香さんが、このほど3回目の「ふるさと学校訪問」を行われれました。

Rika Miyatani 宮谷理香ホームページ

同サイトに、今回の日程が載っていました。
5月9日〜11日 石川 金沢
日程
・5月 9日(火)午前 金沢市立三馬小学校/午後 金沢市立兼六中学校
・5月10日(水)午前 金沢市立小立野小学校/午後 金沢市立金石中学校
・5月11日(木)午前 石川県立総合養護学校/午後7時  石川県立音楽堂交流ホール(市民のための公開コンサート)

伴奏に合わせ元気に歌声 金沢小立野小 宮谷理香さんら訪問
(北國新聞社 5月10日)
「こころを耕す」ボランティアコンサート・宮谷理香のふるさと学校訪問パート3(財団法人県芸術文化協会主催、北國新聞社など後援)は十日、金沢市の小立野小で行われ、同市出身のピアニスト宮谷さんら三人の音楽家を囲んだ子どもたちが心温まる音楽の時間を楽しんだ。
三年生以上の児童と保護者約四百人が鑑賞した。宮谷さんとソプラノ歌手の直江学美さん、バイオリン奏者の坂口昌優さんが生き生きとした音色と歌声を披露、子どもたちは目を輝かせながら聴き入った。
宮谷さんのピアノ伴奏で子どもたちが「世界に一つだけの花」を歌い、会場に元気いっぱいの声が響いた。
午後には金石中でコンサートが行われる。

●昨年、ご紹介させていただいたとき、ご本人からメールをいただいたのですが、いまだにお会いする機会もなく、時々サイトを訪問して感心しているだけです。

●クラシック音楽のピアニストというと、ものすごいお嬢様か、あるいは気難しい芸術家のイメージがありますが、メールではたいへん気さくで温かい人のようでした。もちろん、実際にもそのような方だと思いますよ。日々の練習や公演活動で多忙な中、ボランティアで子どもたちに生の音楽をプレゼントし続けているなんて、並みの人間ではできないです。

●1ヶ月ほど前、テレビの報道番組で、ショパン国際ピアノコンクールを目指してがんばっている小学生の天才ピアニスト(男の子、受賞歴多数)が紹介されていました。彼も宮谷さんのピアノを聴いて毎日練習してきたのかも知れません。※名前は忘れましたはが、かなり期待できそうな子でしたよ。

●あなたは、明日にを生きる子どもたちに何をしてあげてますか? 私は…なんにもしてません…深く反省

●宮谷さんは東京での活動がメインですが、時々金沢でもコンサートがあるようです。宮谷理香さんを応援しましょうね。

今年のスケジュール



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