金沢城・兼六園 金沢遠望

2008年03月02日



金沢の4月、兼六園・金沢城のライトアップと浅の川園遊会

●ちょっと早いですが、4月のイベントスケジュールです。(「いいね金沢倶楽部 第64号」より)


兼六園 観桜期ライトアップ 4上旬に1週間予定

 金沢城と兼六園のライトアップウイーク! 無料開園!
 年に数回行われているライトアップは、無料入場できる絶好のチャンスなんですよ。地元の人も毎回、大勢訪れています。
 この時期は…もちろん夜桜見物ですよね。全国的にも有名な兼六園のさくらを見に行きましょう!


金沢・浅の川園遊会

 泉鏡花・五木寛之の小説の舞台と情緒あふれるひがし茶屋街で知られる浅の川で行われる、ゆったり・はんなりの春の宴。ゆっくりしていきまっしね。
 今年は第22回です。もちろん入場は無料!

 開催日:平成20年4月11日(金)〜13日(日)

 会 場:メイン会場 浅野川右岸東山緑地公園、浅野川河川敷(天神橋〜中の橋)

 <内容>
  4月11日(金)鏡花の夕べ
  4月12日(土)宵祭
         ・ひがし茶屋街八尾おわら流し
         ・四条流包丁儀式
         ・浅の川花火  など
  4月13日(日)本祭
         ・素囃子
         ・仕舞
         ・箏曲
         ・浅の川おどり
         ・水芸〜滝の白糸
         ・悪魔払い
         ・聞香席
         ・友禅流し
         ・浅の川茶会  など

  関連事業
   白糸川床 7月25日(金)〜8月9日(土)
        会場:浅野川左岸の主計町側

  お問合先:浅の川園遊会実行委員会事務所
       TEL 076-233-7640  FAX 076-233-7634

 浅の川園遊会のポスターと写真

  ・第20回ポスター

  ・第21回の様子 「新生・浅の川園遊会」に実行委員会に参加

  ・第22回(今年)ポスター

 

2008年02月19日



「兼六園花便り」2月18日号はマンサクの花

●金沢市のホームページ「いいねっと金沢」のサイトに「兼六園の花便り」というコーナーがあります。
 1週間ごとに、兼六園で咲いている花の種類とその最新状態の写真、さらに兼六園の近況メモが掲載されていますので、金沢と兼六園と花のお好きな方はぜひ一度。

●当ブログでも随時、ご紹介していこうと思います。

2月18日 兼六園花便り 631号

 この時期は、どの木々よりも先に橙色花を咲かせるマンサクをはじめ、紅梅、サザンカ、ワビスケ椿などがちらほらだそうです。
 写真は雪をかぶりながらも元気な姿を見せ始めたマンサクの花です(2/16撮影)。

 ちなみに、マンサクとはこんな花です。
 

 

2007年08月03日



真夏の夜の夢、地球賛歌「金沢城オペラ祭」開催8月7日〜

●平成19年8月7日〜14日までの8日間、「金沢城オペラ祭2007」が金沢城公園三の丸広場で開催されます。

●今夏初の大型イベントで、オペラというのはクラシック音楽の劇場オペラのことではなく、「人間賛歌」をテーマにした舞台芸術全般という広い意味のようです。

●夏休みの観光の旅に、もってこいのイベントです。市民といっしょに盛り上がってくださいね。

金沢城オペラ祭
期間:2007年8月7日(火)〜14日(火)
場所:金沢城公園三の丸広場

8月7日:県太鼓連盟によるステージ
  8日:モダンバレエやジャズダンスなどさまざまなジャンルのダンスを交えた「ダンス・ガーデン」
  9日:県マーチングバンド、バトントワーリング協会、オーケストラ・アンサンブル金沢、もりのみやこ合唱団などによるステージ
 10日:金沢と札幌のジュニアジャズオーケストラ競演。サックス奏者の矢野沙織さん特別出演
 11日:YOSAKOIソーラン日本海ジュニア大会
 12日:YOSAKOIソーラン日本海百万石会場
 13日:「金沢コレクション2007」押切もえさんのトークショーとファッションショー
 14日:ファイナルコンサート「The 地球 LIVE」

金沢城オペラ祭ファイナルコンサート【The 地球 LIVE】出演決定! : avex network
【公演日時】2007/8/14(火) 17:30開場/18:30開演
【出演アーティスト】Every Little Thing/和幸(加藤和彦・坂崎幸之助)/夏川りみ/平原綾香/藤井フミヤ 他
【チケット】一般発売:2007/7/14(土)
      全自由 前売り:7,500円(税込)/当日:8,000円(税込)
【お問い合わせ】金沢城オペラ祭実行委員会:076-260-3581


真夏の夜、華やかに 金沢城オペラ祭、8日のダンス・ガーデン 県内7団体が競演
(北國新聞 8月2日)




2007年06月11日



兼六園の梅干って、どんな味がするのだろう…

●もちろん、兼六園の梅干なんて(商品は)実在しませんが、兼六園の梅林では毎年、大きな梅の実がなっています。北国新聞の記事には写真付きで紹介されてます。
梅の実たわわ 兼六園にさわやかな芳香 
(北国新聞 6月8日)
八日の石川県内は日本海を進む気圧の谷の影響で曇り、雨が降ったところもあった。正午までの最高気温は金沢二六・八度(平年二四・二度)、輪島二五・七度(同二二・八度)と七月上旬並みになった。
兼六園の梅林では、「白加賀」など約二百本の梅の木に青梅がたわわに実り、さわやかな芳香を放っている。県金沢城・兼六園管理事務所によると、今年は実の量、生育とも例年並みだが、大ぶりの果実が観光客らの目を楽しませた。梅は今月中旬すぎに収穫される予定だという。(後略)


●兼六園の梅林には、「白加賀」など約200の梅の木があるとか。梅の木といえば、梅の実。梅の実といえば、梅干か梅酒。6月は梅干製造の季節ですね。

●スーパーではいっせいに青梅が売りだされていますが、ご自宅で梅干や梅酒を作られる方はどれくらいおられるんでしょう。ちなみに、うちは梅酒専門です。

●梅干も大好きです。

●加賀前田家の家紋は梅。そのせいで、金沢では昔から銘菓や飾り物など、梅にちなんだ観光物産が多いです。昨年は、梅の香りの香水まで登場しました。

●が、梅干や梅酒のお土産というのは、あまり見聞きしません。せっかくたくさんできるのに、なぜなんでしょうね(ひょっとしてあるのかな。いや、たぶんないはず…独り言)。



●ところで、上の記事に「梅は今月中旬すぎに収穫される予定」とありましたが、その後はどうされるんでしょうか。まさか職員たちが自宅にもち帰り…なんてことはないと思いますが(別にそれでもかまわないと思いますが)、ちょっと気になりました。


2007年04月26日



兼六園周辺文化の森に3つの回遊ルートの整備計画案

●最近、金沢に関する情報もめちゃくちゃ多くなり、何が新しくてどれが古い情報なのかわけがわからないという少々混乱ぎみの私ですが、
兼六園周辺文化の森というのがつくられていたんですね(そんなこと知らんかったがか…)。お恥ずかしい話ですが、私はついこのあいだまで知りませんでした。

●つくられていたといっても、もちろんほんとの森ができたわけではなく、実際にはこれまでの環境や施設のことをさしているわけで、要するに、史跡保存と観光振興を兼ねて、兼六園周辺文化の森という名前で周辺一帯を捉え直した(再構築した)ということですね。

●で、その森に、3つの歩行回遊ルートができたというニュースです。

●これは2月20日の北國新聞の記事なので、まだそんなとろいことことゆうとるがかという声が聞こえてきそうですが、ここはおさらいのつもりで。

●ルートは「歴史探訪」「文化巡遊」「芸術鑑賞」の3つで、いずれも香林坊、本多の森を起点、終点として、メーンルートのほか多様なサブルートもできるそうで。

●似たようなジャンル分けで錯綜しているように思いますが、いずれにしても、歴史的・文化的・多角的な視点から歴史遺産を見つめ直そうという試みは、悪いはずがありません。というか、理由付けは何でもいいので、とにかく、改めて、金沢の歴史・文化・伝統芸術に触れてみたいと、私も切実に思います。

●これらのルートが正式に開設された暁には、あなたはどこから歩いてみますか?
◇歴史探訪ルート◇
  金沢の起源から藩政期、近代、現代に至る歴史を体験するみち
  金沢城公園と兼六園を中心に、薪の丸コースから三十間長屋までの石垣回廊や河北門周辺など

◇文化巡遊ルート◇
  石川ゆかりの文学や加賀宝生など金沢の伝統文化を再発見するみち
  石川近代文学館、旧県庁舎、広坂休憩館、歴史博物館など

◇芸術鑑賞ルート◇
  伝統と創造、静寂と開放の異なった個性の美術館を結ぶみち
  金沢能楽美術館、金沢21世紀美術館、中村記念美術館、県立美術館の四美術館など

兼六園周辺「文化の森」 歩行回遊3ルート選定 歴史、文化、芸術を線でつなぐ
(北國新聞2月10日)
石川県は九日、兼六園周辺文化ゾーンなど金沢市中心部を巡る、新たな「歴史」「文化」「芸術」の視点をキーワードにした歩行回遊ルートの整備計画案をまとめた。
周辺では金沢城公園内で河北門の復元工事が始まり、石垣回廊の整備も進んでいるほか、金沢21世紀美術館や金沢能楽美術館がオープン。石川近代文学館、県立美術館の改修も決まり、「文化の森」にある施設の充実が図られる中、モデルルートを示すことで、観光客らの回遊性を高め、にぎわい創出につなげる。
(中略)
県の兼六園周辺文化施設活性化検討委員会は昨年七月、「にぎわいの兼六園周辺文化の森を創出する」ことを基本目標に据えた最終報告をまとめ、県と市の連携の重要性を指摘しており、今回の歩行回遊ルート整備計画も県市の担当者による会議を重ねて最終案をまとめた。



●兼六園周辺文化の森
http://www.pref.ishikawa.jp/muse/bunkanomori/index.html

2006年11月21日



金沢城公園に「薪の丸コース」

石垣は城の守りの強さを象徴するもっとも重要な造作物ですね。加えて、金沢城の石垣は、その美しさや完成度の高さでも定評があります。

●そんな金沢城の石垣に、このほど新しい見学コースが登場しました。名前は「薪(たきぎ)の丸コース」。場所は、いもり(宮守)堀園地西側から玉泉院丸にかけての約二百メートル。金沢城公園の南端にあるいもり堀園地の西側「いもり坂口」から北へ伸びている道筋です。

 金沢城公園の名所の地図はこちら

石垣の美を間近に観察 金沢城公園に「薪の丸コース」
(北國新聞 2006年11月19日)
金沢城公園で十八日、石垣回廊の新たな散策路である「薪(たきぎ)の丸コース」の供用が始まった。宮守(いもり)堀園地西側から、玉泉院丸コースに至る約二百メートルの散策路で、供用により、県が計画していた総延長一・八キロの「石垣回廊・城内ルート」が完成。(後略)

「申酉櫓(さるとりやぐら)下の石垣」「薪の丸東側の石垣」など


●以前、ご紹介しましたように、金沢城の石垣の復興活動が一つ、実を結んだというわけです。もちろん「薪の丸コース」以外にも城内には美しい石垣は数多く点在しています。

(参) 金沢城の石垣の石を採った場所 - 金沢遠望

 築城学入門(石垣を考える)

 金沢城石垣の調査研究成果について

●石垣は、興味のない方にはただの大きな石ころの積み重ねでしかないかも知れませんが、その歴史や製作者の意図、技術、デザインなど、詳細を知るに従い興味が深くなると思います。
 記念写真にももってこいの場所ですから、今度訪れるときにはぜひじっくりと観察&散策をお楽しみください。


るんるん金沢ワンポイント観光ガイド金沢城は石垣に注目!

2006年11月18日、金沢城・石垣回廊の新たな散策路「薪の丸コース」が新設

2006年11月03日



冬仕度、兼六園の雪吊り 11月1日

●11月1日、兼六園―といえば、恒例の雪吊り。今年もベテラン庭師たちにより、約9メートルの「唐崎松」から作業が開始されました。

兼六園で雪つり始まる――冬迎える金沢の風物詩
(NIKKEI NET 共同通信)
日本3名園の1つ、金沢市の兼六園で1日、恒例の「雪つり」が始まった。雪の重みで木が折れるのを防ぐため、枝に縄を張る伝統的な作業で、冬を迎える金沢の風物詩となっている。(後略)

●同記事によると、唐崎松には約約800本の縄が使われ、それだけで1日作業になるそうです。また、この後12月半ばまでに園内の約800カ所の松で行われ、作業員の数は延べ約600人にのぼるとか。ご苦労様です。

(※昨年の写真です)

●金沢・むさしが辻でも、もう20年来の風物詩となった金箔の雪づりが飾られ、周囲の街路樹の電飾とともにライトアップが始まりました。(〜来年2月28日まで/16:45〜22:00)

香林坊地区ツリーファンタジー/武蔵地区 金箔雪吊り「金箔きらら」&ツリーファンタジーイルミネーション
(金沢市観光協会)
純白イルミネーション 金沢・香林坊で20回目 LEDに一新
(北國新聞 2006年10月26日)
冬の香林坊の夜を照らすイルミネーション「香林坊地区ツリーファンタジー」が今年で20回目を迎えるのを機に、白熱球から白色LED(発光ダイオード)に一新される。25日までに取り付け作業が始まり、道行く人は試験的に点灯された純白の光に見入った。11月1日に点灯式が行われる。(後略)
輝く雪づり 金沢・武蔵 金箔の「結晶」4000枚
(北國新聞 2006年11月1日)
金沢市武蔵地区の冬を彩る金箔(きんぱく)雪づりのライトアップが三十一日までに始まった。雪の結晶をかたどった約四千枚の金箔が光に照らされてきらめき、夜の街に近づく季節の風情を伝えている。(後略)

●ロマンチック!

●追加情報 2006.11.21
 雪吊りの美しい写真を見るならこちら、兼六園内の晩秋の美景も楽しめます。いつもありがとう、ときめき浪漫さん! ※でも、残念なことに、更新はしばらくお休みなるそうです。早期復活を祈りつつ。
金沢発ときめき浪漫

 


2006年09月03日



金沢城「河北門」復元工事を前に貴重な資料発見

金沢城「河北門」について、来年度(2007年度)からその復元工事が始まることになっています。

●河北門は「一ノ門(高麗門 こうらいもん)」(小)と「二ノ門(櫓門 やぐらもん)」(大)の2つの門で構成されており、「二ノ門」は金沢城内の事実上の表玄関として使われていたそうですが、明治14年(1881年)の火災で消失しています。

●この「河北門」の復元工事を前に、このほど相次いで同門に関する貴重な資料が見つかったそうです。

●一つは、明治11年(1878年)の天皇訪問時に撮影された1枚の写真で、明治14年の二ノ丸火災以前の橋爪門や五十間長屋、二ノ丸菱櫓(ひしやぐら)、河北門などが鮮明に写っているもので、先ごろ、学習院大学図書館(東京都)の収蔵資料の中から発見されたもの。裏に「金沢旧城三之丸」と記されているとか。
金沢城の古写真は、金沢市立玉川図書館近世史料館にある11枚が一般に知られていますが、残念ながら撮影時期が不明で映り方も鮮明ではないことから、この写真は復元工事にとって大いに参考になりそうです。
※写真が下記サイトに掲載されています。

明治11年 天皇訪問時に撮影 金沢城の古写真火災前 河北門など鮮明
(中日新聞)
明治十年代の金沢城内を撮影した写真が、学習院大学図書館(東京都)に所蔵されていることが、同大史料館の調査で明らかになった。写真には、一八八一(明治十四)年の二ノ丸火災以前の橋爪門や五十間長屋、二ノ丸菱櫓(ひしやぐら)、河北門などが鮮明に写っている。同史料館によると、七八(同十一)年十月、明治天皇が金沢を訪問された際に撮影された。金沢城の古写真は撮影時期が不明なものが多く、金沢城の研究関係者は「当時の城内の様子を知る上で大変貴重だ」と話す。(中略)金沢城内は、一八七三(同六)年の徴兵令で名古屋鎮台の分営所となり、二年後には二ノ丸に歩兵第七連隊が置かれるなど、明治に入って変遷が激しい。県立歴史博物館の本康宏史学芸専門員(近代史)は、写真に写る歩哨に着目し、「廃藩置県以降、金沢城が軍隊に管理されていく様子が分かる」と話した。


●もう一つは、河北門「二ノ門」の50分の1の立面図で、数日前、真柄建設(金沢市)の創業百周年を記念する社史編纂の資料収集中に役員の自宅から発見され、金沢市玉川図書館近世史料館に持ち込まれたそうです。
こちらは設計図面そのものなので、復元には絶対に必要なものでしょう。この建設会社は昔から宮大工の棟梁の家系だそうですが、収蔵されていた理由はわからないそうです。

金沢城・河北門二ノ門、規模が判明 50分の1縮尺図見つかる
(北國新聞 2006年9月3日)
金沢城河北門を描いた絵図が金沢市内の会社役員宅から見つかり、石川県教委金沢城研究調査室が鑑定した結果、河北門の中心をなす「二ノ門」を五十分の一の縮尺で記録した立面図であることが分かった。これまで確認されている百五十分の一以下の河北門絵図では、石垣の高さや門の幅などは推測の域を出なかったが、この立面図に記載された寸法から正確な規模が特定できることになった。県は来年度から着手する河北門整備に絵図を採用し、より忠実な復元を目指す。(後略)


●復元工事が近づき、関係者による資料収集の努力の結晶ということでしょうか。いずれにしても、復元工事には大いに役立ちそうな重要資料で、工事の準備に一段と力が入りそう。
どんな門ができあがるのでしょうか、楽しみです。


●そういえば、まるでKENさんの集古館から発見されたような資料です。
 KENさんのサイト&ブログ
  ○KENさんの集古館
  ○石川県・金沢の幕末明治の出来事


2006年04月27日



季節は兼六園熊谷から兼六園菊桜へ

●1年前の記事に、兼六園の桜のことを記しました(兼六園の桜まつり)が、その追加情報です。
金沢・兼六園の熊谷桜見頃 (26日)
(北陸朝日放送 4月26日)
金沢の兼六園ではソメイヨシノに代わって兼六園熊谷桜が見ごろを迎えています。「兼六園熊谷桜」は山桜の一種でソメイヨシノが終わるころに咲き始め今が満開です。花びらの周辺がほんのりピンク色をおびた風情のある桜で、今週一杯が見ごろと言うことです。
兼六園にはおよそ40種類の桜があり420本が次々と花を咲かせていきますが、最後を飾るのが花びらが300枚を超える「兼六園菊桜」です。「花の色」を3度変えると言われ、咲き始めの濃い紅からやがて薄い紅に、最後は白に変わって散っていきます。今年は気温が低かったことから例年より1週間以上、開花が遅れ、ゴールデンウイークの後半には花の盛りを迎えるということです。(15:35)

●園内に約40種類・420本ある桜のなかで、今が身頃の桜は“兼六園熊谷”で、最後に咲くのは、花びらが300枚を超える“兼六園菊桜”だそうです。「花の色」が3回変わるというのは、それだけ開花時期が長いということでしょうか。

●2つの桜に関する写真と詳細記事はこちら。どちらも素晴らしいです。

 ○兼六園熊谷(ケンロクエンクマガイ)※ヤマザクラ系
 ○兼六園菊桜




2006年03月07日



土日祝のみ兼六園―香林坊を周遊するバス、3月いっぱいで終了

●3月末までの期間限定で、兼六園と香林坊のあいだを周遊しているバスをご存知でしょうか?

●これは金沢市の新しい試みで、なんと、運行コース周辺の観光施設の入場券の半券を見せると運賃が無料になるそうです。

○期間  2006年2月-3月 土曜・日曜・祝日の計17日間
○時間  9:00-18:00・1日28便
○コース 香林坊アトリオ前から反時計回り
○運賃  大人100円(小学生50円、乳幼児無料)
○特典  周辺施設の入場券の半券を見せると無料
      沿線施設に団体割引料金で入れる割引券あり


●香林坊〜兼六園はゆっくり歩くと20分くらいなので、観光客が歩き回るには中途半端な距離であることはたしかです。タクシーに乗るには近すぎるし、観光客にとって、見知らぬ地名ばかりの路線バスにはちょっと乗りくいですから、このバスは非常に便利ですね。

●しかし、残念ながら、PR不足もあって利用者はかなり少ないとか。ほんとにもったいない。

●今回の試験運行は3月末でいったん打ち切られ、秋の行楽期の本格運行を検討するそうです。地元市民にとっても便利な企画なので、ぜひ正式運行を希望したいと思います。

●香林坊と兼六園は、金沢市内観光の二大拠点です。日常的に無料バスが走るようになれば、観光客から喜ばれるのは間違いありません。かなりのPRになるのではないでしょうか。
PR不足もったいない
金沢・兼六園周辺周遊バス 試行1カ月
安くて便利 好評なのに

(北陸中日新聞)
中心市街地活性化や交通混雑解消を狙い、県や金沢市が試験運行する兼六園周辺周遊バスが走り始めて、約一カ月。一周二十分、土、日曜と祝日に運行し、運賃は百円(小学生五十円、乳幼児無料)。周辺施設の入場券の半券を示せば無料とあって、利用者からは「観光に便利」「値段が安い」と好評だが、「来て初めて知った」という声も多く、認知度はいまひとつ。県は、より多くの利用者から声を集めようとPRに懸命だ。





2006年01月06日



金沢城湿生園と加賀鳶の出初め式

●金沢城の湿生園(しっせいえん)をご存知でしょうか? 石川門を抜けてまっすぐ菱櫓方面に向かい、菱櫓の少し手前で右に折れ、河北門跡の坂道を降りたところの左手にある池(堀)です。

金沢城内マップ
150倍くらいにすれば見やすくなります。4番二の丸北面石垣の北側に位置します。
写真1写真2

●2003年以降、正月恒例の加賀鳶(かがとび)の出初め式(金沢市消防)の会場が、ここ、湿生園で行われています。2002年までは法島町の犀川河川敷で行われていましたが、どうやら3年前から会場が変わったようですね。開催日は、毎年1月5日以降の最初の日曜日で、ことしは1/8(日)です。

○加賀鳶と出初め式 

●江戸時代、加賀鳶は江戸・本郷の加賀藩邸お抱えの大名火消しとして勇名をはせ、江戸随一といわれていたそうです。「江戸の火消し」のイメージづくりに、じつは加賀藩の加賀鳶が貢献していたんですね。知らなかった。
歌舞伎のおはなし第155話 加賀鳶

●この加賀鳶の一番の大技が「はしご登り」の妙技です。出初め式では、この大技を今に引き継いでいる消防団が見事に再現してくれるということで、毎年、市民や観光客が大勢集まる金沢の真冬の風物詩となっています。

●私は子どものころ、犀川で小雪舞降るなかで寒さに震えながらも、その迫力に目を奪われて見入っていた覚えがあります。加賀鳶のはしご登りは百万石まつりでも行列で披露されますが、やはり力が入っているのはこの時期ですね。

●1/8(日)というと、2日後。今週末、運よく金沢を旅されている方はぜひ一度、見ていただきたいと思います。

●時代を反映して、現在、湿生園はビオトープになっているため、環境にはいろいろ気を使いながら計画されている模様。でも、加賀鳶の迫力は十分、見ごたえがありますよ。
出初め式、新たな趣向 金沢で8日、明治の半鐘響かせ放水
(北國新聞社 2006年1月5日)
八日に金沢城公園で行われる金沢市消防出初め式の裸放水で、同市と市消防団連合会は、火災を知らせるために昭和三十年代ごろまで用いられていた半鐘を使うなど新たな趣向を取り入れる。放水の際に水を吸い上げる公園内の湿生園の水生植物の生息環境にも配慮し、水中にビニール製の水槽を沈めて放水の水に微生物などが入り込まないようにする計画で、関係者は加賀鳶(とび)はしご登りで知られる出初め式を盛り上げようと知恵を絞っている。(後略)
2005年11月06日



金沢城の石垣の石を採った場所

●先月の辰巳用水の世界遺産の記事にある「石川県に世界遺産を 推進会議」が活発な活動をなされています。きょうの北國新聞サイトには金沢城の石垣の採石場の話が載っていました。
築城語る「現場」に触れ 金沢の文化遺産セミナー キゴ山・石切丁場を見学
(北國新聞社 2005年11月6日)
 「石川県に世界遺産を」推進会議の第四回「金沢の文化遺産セミナー」は五日、金沢市のキゴ山で開かれ、県民約八十人が、金沢城の石垣を築くために採石が行われた「石切丁場(いしきりちょうば)」跡を見学し、築城の歴史に触れた。講師を務めた金沢城研究調査室の冨田和気夫専門員は「城の石垣そのものに加え、石垣に関する技術書や、石切丁場という採石現場の三つがセットで残るのは金沢だけと言ってもいい」と述べ、史跡としての価値の高さを指摘した。(後略)

続きを読む
2005年10月28日



兼六園・雪吊りの季節到来

●ところで、まもなく11月1日がやってきます。そうです、兼六園恒例の雪吊りの作業開始日です。
石川県(兼六園の雪吊り)
ワンダフルかなざわ

●作業は毎年、「唐崎松」から始めるそうです。この松は園内で一番枝ぶりが見事な松で、13代藩主・斉泰公が琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てた黒松とのこと。

●木のてっぺんからさっと縄を投げ下ろすところが見ものですね。5本の芯柱が建てられ、総数約800本の縄で枝が吊られます。ものすごい職人技ですね。「りんご吊り」という手法だそうで、この日は全国から多くの見学者が訪れて、冬の訪れを告げる風物詩に見入ります。

●場所は徽軫灯篭(ことじとうろう)のすぐ東隣りです。
兼六園内のご案内

●この冬の雪はどうなんでしょうか。観光する側としては降らないのも困るけど、降りすぎると現地に行くこともできなくなのでもっと困りますね。

●雪吊りの松は、ほんのり、2、3センチ雪が積もった風景が(個人的に)最高のような気がします。見ごろは…やっぱり例年のように2月頃かなあ。

2005年10月16日



兼六園の曲水の水源、辰巳用水が世界遺産に!?

●金沢経済同友会のなかに「石川県に世界遺産を 推進会議」というプロジェクトがあり、10/15に行われた第3回「金沢の文化遺産セミナー」では「辰巳用水」がテーマに取り上げられたとか。さらに11/26にはセミナー「日本三大用水の取り組み」(会場:金沢エクセルホテル東急)が開催の予定。
辰巳用水「生きた用水」 金沢の遺産セミナー 文化財価値を強調(北國新聞)

●辰巳用水は兼六園の曲水の水源として知られる用水で、約370年前の寛永9年(1632)、三代藩主・利常の命を受けた板屋兵四郎によって、当時の土木技術の粋を尽くしてつくられました。取水地は犀川上流右岸、上辰巳町の東岩地点で、建設の背景には前年(寛永8年)の大火や幕府との緊張関係があったといわれます。
辰巳用水

●玉川、箱根とともに「日本三大用水」のひとつで、日本最古の用水でもあります。ということで、辰巳用水を世界遺産にしようという動きが始まっていたんですね。夢のある話です。

●最近は世界遺産に指定された後の管理のたいへんさが聞かれることもあります。世界遺産にすることが目的でなく、みんなで文化財を守ろうという気持ちがたいせつなんですね。
2005年05月07日



初夏の兼六園(1) 霞ヶ池のほとりにある徽軫灯篭

040430ことじ灯篭
撮影2003.4.30

●必ずといっていほど観光ガイド本に紹介される名所、徽軫灯篭(ことじとうろう)。だれもがそうするように、私も手前の虹橋から撮影しました。

●江戸時代、この灯篭の2本の足は同じ長さでしたが、明治時代になって折れてしまったのだそうです(折れた破片は兼六園の管理事務所で保管されているとか)。でも、この姿のほうが、なんとなく風情があるように感じます。

●「ことじ」とは、2本足の外観がお琴の弦を支える箏柱(ことじ)に似ているから名づけられたと、観光ガイドなどに書いてあります。私も小学校時代からそう教わってきました。

●だから「徽軫」という文字も「箏柱」の意味だと思ってきました。でも、なんでこんな難しい文字なのだろう、そもそもこの2つの漢字にはどんな意味があるのだろうと、本日、ふと疑問がわきました。

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