○金沢城内マップ
150倍くらいにすれば見やすくなります。4番二の丸北面石垣の北側に位置します。
○写真1、写真2
●2003年以降、正月恒例の加賀鳶(かがとび)の出初め式(金沢市消防)の会場が、ここ、湿生園で行われています。2002年までは法島町の犀川河川敷で行われていましたが、どうやら3年前から会場が変わったようですね。開催日は、毎年1月5日以降の最初の日曜日で、ことしは1/8(日)です。
○加賀鳶と出初め式 1、2、3
●江戸時代、加賀鳶は江戸・本郷の加賀藩邸お抱えの大名火消しとして勇名をはせ、江戸随一といわれていたそうです。「江戸の火消し」のイメージづくりに、じつは加賀藩の加賀鳶が貢献していたんですね。知らなかった。
歌舞伎のおはなし第155話 加賀鳶
●この加賀鳶の一番の大技が「はしご登り」の妙技です。出初め式では、この大技を今に引き継いでいる消防団が見事に再現してくれるということで、毎年、市民や観光客が大勢集まる金沢の真冬の風物詩となっています。
●私は子どものころ、犀川で小雪舞降るなかで寒さに震えながらも、その迫力に目を奪われて見入っていた覚えがあります。加賀鳶のはしご登りは百万石まつりでも行列で披露されますが、やはり力が入っているのはこの時期ですね。
●1/8(日)というと、2日後。今週末、運よく金沢を旅されている方はぜひ一度、見ていただきたいと思います。
●時代を反映して、現在、湿生園はビオトープになっているため、環境にはいろいろ気を使いながら計画されている模様。でも、加賀鳶の迫力は十分、見ごたえがありますよ。
出初め式、新たな趣向 金沢で8日、明治の半鐘響かせ放水
(北國新聞社 2006年1月5日)
八日に金沢城公園で行われる金沢市消防出初め式の裸放水で、同市と市消防団連合会は、火災を知らせるために昭和三十年代ごろまで用いられていた半鐘を使うなど新たな趣向を取り入れる。放水の際に水を吸い上げる公園内の湿生園の水生植物の生息環境にも配慮し、水中にビニール製の水槽を沈めて放水の水に微生物などが入り込まないようにする計画で、関係者は加賀鳶(とび)はしご登りで知られる出初め式を盛り上げようと知恵を絞っている。(後略)
雪の中でしたが、出初式に行ってきました。
観客はざっと3,000人。
雪のお城をバックにしたはしご登りやはだか放水が人気をよんでいましたよ。
記事を書きましたので、TBしますね。
●いつもながら素敵な写真を見せていただき、ありがとうございます。こちらはテレビニュースでの見学でした。
●寒い中、たいへんでしたね。これからもよろしくお願いします。