歴史まちづくり法の施行で、金沢市が国から第1次認定 金沢遠望

2009年03月05日



歴史まちづくり法の施行で、金沢市が国から第1次認定

●「歴史まちづくり法」というのがあることを知りました。戦災に遭わなかった古い街が対象で、金沢市をはじめ、高山市(岐阜県)、亀山市(三重県)、彦根市(滋賀県)、萩市(山口県)の5市が、今年1月に第1次認定されたそうです。

●「歴史まちづくり法」の目的は、「歴史的な建造物や伝統行事を維持、向上させ、後世に継承する」ことにあり、「各市町村の歴史的風致維持向上計画が認定されると建造物の修復・復元、無電柱化などに手厚い財政支援が行なわれ」という。「金沢市は、金沢城の堀の土手を積み上げて高い土居を築いた惣構(そうがまえ)の升形復元など3事業を申請」とのことです。(メルマガ いいね金沢倶楽部 [第76号]より)

●主に観光事業として展開されてゆくのだと思いますが、金沢市では数年前から世界遺産登録のほうも話題になっています。

●地域を守り、盛り上げてゆくのはたいへんなことも多々あると思いますが、何はともあれ、歴史的遺産や景観の保全がなされるのは、とりあえずは結構なことではないでしょうか。

●これからますます観光化に拍車がかかるのでしょうね。

■歴史まちづくり法:第1次で国、彦根市の「風致計画」認定 城跡など保全へ/滋賀
(毎日新聞 2009年2月8日) 
◇歴史まちづくり法に基づき「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」に基づく彦根市の「歴史的風致維持向上計画」が、金沢市や山口県萩市、岐阜県高山市など全国4都市とともに国から第1次認定された。国の補助制度を活用して旧彦根藩政時代の城跡、武家や足軽屋敷、町家などの建物や景観の保全を図る。市は「世界遺産登録の推進にもつながる」と期待している。(後略)


 

<関連情報>

歴史まちづくり法案の概要
 ※ダウンロード資料

■「歴史まちづくり法」について - 物語を物語る 
「歴史まちづくり法」の記事を新聞で何度か見て気になっていた。略称「歴まち法」
 日経流通新聞(平成21年2月4日付)の紹介記事

法案の解説と国会審議:歴史的まちづくりの推進に向けて
 法律情報サイト e-hoki

歴史まちづくり法
 不動産用語集|R.E.Words| (株)不動産流通研究所


 

posted by kenbo | 石川 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 金沢の美景 | 金沢遠望 TOPへ
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