
Always 三丁目の夕日
●ついにというか、やっぱりというか。昨年12月から全部門にノミネートされていたというニュースが伝わっていましたが、各部門の“最”優秀賞を総ナメするとは驚きでした。
●3月3日、21:00から日本テレビ系列局の中継ライブを見ました。映画業界の内輪のお祭りといえなくもありませんが、この種のコンテストの会場の雰囲気や演出には独特のものを感じます。
●それはともかく、今回、この映画に感動した私としては、納得できる結果に安堵しました。
●先日の当ブログの記事に匿名さんから無粋なコメントが書き込まれていましたが、私はそうは思いません。何といわれようと、私が感動したのは事実で、涙を流したことも事実ですから。
●もちろん、他の映画をすべて見た上で判断するといった映画評論家のような曲芸はできないので、自分の感覚だけが基準です。昭和33年の東京のイメージと昭和30年代に子どもだったころの記憶が合わさって、感動した。それだけのことですが、それが素晴らしいと思ったのですから仕方ありません。
●商業映画が悪い? そうは思いません。大資本系列がらみの映画が悪い? それも思いません。あくまでも作品の内容と、監督、出演者、スタッフたちの努力の融合に、私は感動しただけです。
●ステレオタイプなお涙頂戴のつくり? そんなことはわかっております。
●個人的な思い入れがあってのことです。当然です。全人類が一つの映画がいいというようなことはありえないのですから。
●私は、昭和30年代に生きていた、そして、当時はあのような出来事が自分の周辺にもあったということ。その事実を思いださせてくれた映画なんです。私にとって、これは作り物ではなく、ドキュメンタリーだったんです。
●そう感じたのが私だけでなかったからこその受賞だったのではないでしょうか。
○日本アカデミー賞公式サイト(最新情報は未掲載)
○ALWAYS 三丁目の夕日 14部門で受賞
○「ALWAYS 三丁目の夕日」が12冠
(nikkansports.com)[2006/3/4/11:29 紙面から]
第29回日本アカデミー賞の授賞式が3日、東京・品川の新高輪プリンスホテルで行われ「ALWAYS三丁目の夕日」が作品賞、監督賞、吉岡秀隆(35)の主演男優賞など、13部門中12部門を制覇した。
三丁目ファミリーの結束力を見せつけられた授賞式だった。夫婦役で出演した堤真一(41)薬師丸ひろ子(41)はそれぞれ最優秀助演男優、助演女優賞を受賞し「いい作品に出合えてよかった。現場は皆が仲良くて雰囲気が良かった」と口をそろえた。日刊スポーツ映画大賞など、昨年から今年にかけて主な映画賞で、5回目の「夫婦」そろっての受賞だ。吉岡は薬師丸の受賞に「どしゃ降りです」と喜びを表現、小雪(優秀主演女優賞)と堀北真希(新人俳優賞)も手をつないで入場するなど、キャスト全員がスクリーンそのままのきずなを見せた。興収32億円を超えるヒットを記録し、続編の企画も水面下では進んでいる。山崎貴監督(41)も「また集まってみたい」と話すなど、ファミリー再結集の可能性もある。
12部門受賞は97年「Shall we ダンス?」の全部門に次いで、03年の「たそがれ清兵衛」に並ぶ。
●2ヵ月後にはDVDが出る予定で、第2弾の話も持ち上がっているとか。それも商売熱心な企業の方針ですから当然のことでしょう。見たくない人は買わなければいいだけのことですね。
私はどうするかって? 残念ながら、買いたいけどお金がないんです。でも、感動した映画だということは言い続けますよ。
-----------------------------------------------------
★最新情報 ついにDVDがでます!
ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版 (仮)
【豪華特典の内容】
本編ディスク:オーディオコメンタリー2種(1.山崎監督バージョン 2.劇場臨場感付本編音声)、劇場予告、TVスポット、キャスト・スタッフプロフィール(静止画)
特典ディスク:メイキング、特撮メイキング、未公開映像、パイロット映像 ほか
CD-ROM:「ALWAYS 三丁目の夕日」公式サイト:三丁目探索、昭和語録、メッセージボード等人気コンテンツを収録
<封入特典>豪華ブックレット、「夕日町三丁目」立体写真&眼鏡 ほか
メーカー:バップ 2006年6月発売予定

-----------------------------------------------------
ALWAYS|昭和30年代|日本アカデミー賞|原点