●4月8日-9日、今年で20回目になる浅の川園遊会が開催されますが、17日夜、そのPR用のぼんぼりの点灯式が主計町緑水苑で行われたそうです。いいですね、殺伐とした事件の多い最近、心からほっとできるニュースです。
●ぼんぼりは浅野川の天神橋から中の橋のあいだで、夜の茶屋街の風情たっぷりの光景は、まさに泉鏡花や五木寛之の小説の世界。春の金沢観光には絶好のタイミングですね。
ぼんぼりの灯 情緒 「金沢・浅の川園遊会」PR
(中日新聞)
「金沢・浅の川園遊会」が来月催される金沢市の浅野川沿いで十七日夜、PR用のぼんぼり百三十基に灯がともった。オレンジ色の温かみある光が辺りを情緒豊かに照らし、期待感をあおった。(後略)
第二十回 金沢・浅の川園遊会 ポスター
第二十回金沢・浅の川園遊会
4月8日(土)《宵祭》
・四条流包丁儀式
・東茶屋町八尾おわら流し
・料理茶屋 白糸懸作
・川床棧敷
・界隈料亭 点心席
・浅の川花火 他
4月9日(日)《本祭》
・素囃子・仕舞・筝曲
・浅の川おどり
・水芸「平成 滝の白糸」
・お座敷太鼓・狂言・悪魔払い
・辰巳こんころ太鼓
・浅の川茶会・聞香席
・友禅流し
・川床棧敷 他
<ご参考>
○昨年の園遊会の記事 北陸発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
○泉鏡花記念館
○滝の白糸(1956) あらすじ - goo 映画
浅の川園遊会|ひがし茶屋街|滝の白糸|泉鏡花|五木寛之
当日暖かいといいですね〜。
●風情とか情緒とかいう言葉は、いまや金沢でしか味わえない気分ですね。甘い花の香りがただよう春の宵に、ゆっくりと歩いてみたい主計町の堤防沿い。どこからか三味線の音が…
●子ども時代は何も感じなかった情景ですが、年を経るごとに、この独特の雰囲気に懐かしさを感じるようになりました。茶屋街で育った人間ではないのに、不思議です。
NHKの、のど自慢予選でも、20人もが金沢望郷歌を歌ったそうです(五木寛之が言ってました)。
田川寿美さんの、浅野川恋歌も、とても金沢情緒があっていい歌でした。
それから、浅の川園遊会も楽しみですね。行ってきます(立ち見です)。
●恋歌サミットですか。いいですね。五木寛之さんは、ほんとに演歌がお式ですね。
●松原健之さんは女性のおっかけが多いのではないですか? 見るからに母性本能をくすぐる雰囲気ですからね。(うらやまし〜)