●あるんですよね。それは、金沢城の堀の跡「白鳥路(はくちょうろ)」です。
「白鳥路」は、兼六園の西側に隣接する金沢地方裁判所の西側裏手を南北に走る全長500m足らずの短い遊歩道ですが、さすがお堀の跡だけあって道の両側が緑に覆われていて、まさに“昼なお暗き”といった(感じもしないではない)“森”の気配が漂っている場所です。
白鳥路の“光"守るぞ 金沢 ホタルの世話役集う
(中日新聞)
金沢城公園(金沢市丸の内)の白鳥路に生息するホタルを守るボランティアの集いが5/21、同市大手町の金沢健康プラザ大手町であった。
昨年、白鳥路で実施した「ホタル鑑賞の夕べ」が好評を集めたことを受け、市がホタルの面倒を見る“里親”としてボランティアを募集。この日は応募者三十四人のうち十五人が集まり、ホタルの餌となるカワニナの放流やホタルの天敵であるクモの巣を払う作業など今後の活動についての説明を受けた。(後略)
●この記事の写真の通り、金沢市内、それも中心部に近い場所にこんな自然が残されているなんて、たぶん、みなさん驚かれるのではないでしょうか。
●「なんだ、田舎街だからじゃないか」とおっしゃる方は、あま〜いです。私などは、そこまでやるの?と思うくらい大都市化が進んでしまっている街なんですよ、今の金沢は。だからこそ、このニュースのように、“希少価値”があるんです。
●金沢を離れて、他県の県庁所在地などで生活をしている方々は、とくにそう思われるんじゃないでしょうか。都心でホタルなんて…
●もちろん、金沢市内でも周辺部の緑の多いところでは日常的に見れる場所は多々あります。「白鳥路」は、都心だからこその貴重な場所なんですよね。
○白鳥路
○白鳥路 ホタル鑑賞の夕べ 百万石まつり協賛
○白鳥路の北の入り口にある「金沢白鳥路ホテル」 天然温泉もあり!
白鳥路|ホタル|兼六園