京都大徳寺芳春院展が開催、6月3日から 金沢遠望

2006年06月03日



京都大徳寺芳春院展が開催、6月3日から

●京都大徳寺芳春院は、加賀藩祖利家の妻まつ(出家後は芳春院)が慶長13年(1608年)に建立したお寺です。そのお寺に伝わる利家やまつの肖像画をはじめ、掛け軸やまつ直筆の書簡、二代藩主利長の和歌などが21点、金沢市片町の前田土佐守家資料館で公開されることになりました。土佐守家(とさのかみけ)は、利家とまつの二男利政を家祖とする加賀八家(かがはっか※)の一つです。

 前田土佐守家資料館ホームページ

●これらの所蔵品は京都大徳寺芳春院の特別拝観でも見ることはできない貴重なお宝だそうですが、今回、初めてのお目見えです。
利家肖像画など逸品並ぶ 前田土佐守家館きょうから大徳寺芳春院展
(中日新聞 2006年6月3日)
加賀藩前田家ゆかりの貴重な宝物を紹介する「京都大徳寺芳春院展」が三日から、金沢市片町の前田土佐守家(とさのかみけ)資料館で始まる。前田家の菩提(ぼだい)寺である同院は普段は非公開となっており、所蔵品がまとまって出展されるのは珍しい。十八日まで。(後略)


※加賀八家(かがはっか)とは加賀藩の家老のこと
加賀藩 -Wikipedia
 加賀藩の直臣は、人持組頭、人持組、平士、足軽に大別される。人持組頭は別名を加賀八家、あるいは単に八家とも言い何れも一万石以上の禄高を持ち藩の重臣として藩政に関わった。
 本多家(50,000石) - 本多正信の二男政重を家祖とする。
 長家(33,000石) - 利家が、七尾城主になった際に、与力となった長連龍を家祖とする。
 横山家(30,000石) - 幕府との折衝に活躍した。
 前田対馬守家(18,000石) - 家祖の前田長種の妻は利家の長女幸。
 奥村河内守家(奥村宗家,17,000石) - 前田家代々の譜代の家臣。奥村永福。
 村井家(16,500石余) - 家祖の村井又兵衛は、利家の尾張時代に家来になった。
 奥村内膳家(奥村支家,12,000石) - 奥村宗家の分家。
 前田土佐守家(11,000石) - 利家の二男利政を家祖とする。

加賀八家(かがはっか)



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