●犀川、浅野川という2つの川に守られている金沢ですが、じつは「用水の多い街」としても知られています。金沢の用水については機会を改めますが、きょうはそんな川や用水に架かっている「橋」について、自らがデザインされた石川県内外の橋の紹介を中心に、橋とその文化に関する研究の成果を発表された橋梁(きょうりょう)工学の専門家、小堀さんのご紹介です。
橋は文化です 小堀さん(金沢大名誉教授)が本出版 設計の裏話など満載
(中日新聞)
金沢大名誉教授で、元金沢学院短大学長の小堀為雄さん(76)=金沢市泉野出町=が、冊子「橋とドーム」(橋本清文堂、千五百円)を出版した。 (後略)
●小堀さんは、現在も金沢市内の要所に架けられ、交通の利便だけでなく、都市景観的にも優れている数々の橋をつくってこられた方です。最近では、2005年3月に完成した金沢駅の巨大なガラスドームと鼓門のある「もてなしドーム」のデザイン・設計を担当したプロデューサーとして、全国に名前が知られています。
●「建築物も文化の一つ」というのが持論だそうですが、まさにその通りですね。これからは新しくなった金沢駅を見るたびに、小堀さんの顔を思い起こしましょう。
顔写真は上記の中日新聞(サイト)記事に載っています(削除されてたらごめんなさい)
●冊子は73ページで、600部発行。金沢市柿木畠のうつのみや本店で販売されています。
※当ブログでは、新聞社・放送局等マスコミ各社の記事をご紹介させていただく機会が多いのですが、ご紹介後に削除され、リンク切れになってしまうケースが多々あります。たいへん申し訳ありませんが、先様のご都合によるものですので、何卒ご了承ください。