●金沢ゆめ街道(8/12-13)がたいへんな盛り上がりを見せて終わったようです。
地方車先導で舞に迫力 「金沢ゆめ街道」最終日 真夏の県都、華やかに彩る
(北國新聞 2006年8月15日)
「金沢ゆめ街道2006」(同実行委員会主催、道路管理者連絡会共催、北國新聞社特別協力)は最終日の十三日、旧県庁や県中央公園の外周道路で第五回YOSAKOIソーラン日本海百万石会場のパレード演舞などが行われ、躍動感あふれる舞が真夏の県都を華やかに彩った。(後略)
●そしてイベントの目玉、YOSAKOIソーランの大賞に輝いたのは、金沢のチーム、金沢華翔舞(はなしょうぶ)でした。拍手!
●このYOSAKOIソーランにエントリーしているのは10代〜20代の若者が中心と思いますが、最近はけっこう幅が広くなっているようで、学校や職場、町内、子ども会、クラブなど、さなまざな層の参加者がいるようです。金沢華翔舞の代表者は30代半ばの女性でした。
金沢華翔舞、初の大賞 YOSAKOIソーラン日本海百万石会場 ファイナル審査
(北國新聞 2006年8月15日)
第5回YOSAKOIソーラン日本海百万石会場(同実行委、北國新聞社、テレビ金沢主催)は最終日の13日、一次審査を通過した18チームが金沢城公園でファイナル審査に臨み、金沢華翔舞(はなしょうぶ)(金沢市)がチーム結成5年目で初の大賞に輝いた。フィナーレを飾る総踊りでは、踊り手と観客が一体となって乱舞し、県都の夜を熱く彩った。(後略)
●本家の「YOSAKOIソーラン祭り」は、約15年前、当時20歳で北海道大学の学生だった長谷川岳さんが個人で企画したイベントだったそうですね。高知のよさこい祭りを見て感動したことがきっかけだったとか。それが札幌市内の大学生のあいだにあっという間に広がり、さらに北海道、そして全国各地の大学生から子ども、一般人まで巻き込んだ大イベントに急成長。今では自治体の協賛や後援付きの街おこし的なイベントになりました。
●金沢では「金沢ゆめ街道」の一部として企画されて、今年が5年目。札幌本家(かに道楽みたい)では今年(6/7-11)15年目だったそうです。
●札幌本家は今では立派なホームページをもっており、なんと、5年前に株式会社になったようです。サイトには、「わたしたちは、やがては”リオのカーニバル”に匹敵する世界規模の祭りを目指しています」と書いてありました。ソーラン祭りにふさわしい、勇壮な目標です。
●それにしても、日本人が、北海道人が、金沢人が、こんなに踊り好きだったとは知りませんでした。何なんでしょうね。わずか10年間の出来事ですから、単に踊り好きな人が多い、というだけが理由ではないと思いますけど。この10年の社会情勢の変化の中で急激に溜まってきたストレスや鬱積の反動なんでしょうか。それとも、周到なマーケティングのもとで計画されたビッグ・イベントビジネスの成果ということなんでしょうか。
●こんな小難しいこと言ってると嫌われちゃいますね。でも、好きで踊ってるうちはいいけど、気がついたらだれかに踊らされていた、なんてことだけにはならないように…
金沢ゆめ街道|YOSAKOIソーラン日本海百万石会場|YOSAKOIソーラン祭り