「ライフ&ファッション金沢ウィーク」ゲストにユーミン! 10月17日金沢市文化ホール 金沢遠望

2006年09月05日



「ライフ&ファッション金沢ウィーク」ゲストにユーミン! 10月17日金沢市文化ホール

●なんと、ユーミンが金沢市の“和服が似合う「着こなし上手な美人」賞”に認定されたとか。えッ?

●ユーミンが和服を“着こなしている”とは知りませんでした。若いころのイメージしかなくて…。いつのまにか、和服が似合う年代になったということでしょうか。まさかパロディ企画ではないですよね。本人は苦笑いをしていないですよね。

●いまや「ニューミュージック」ということばも死語かも知れませんが、“ニューミュージックの旗手”と呼ばれていたユーミンは、40代以上の方にとって、まさに青春の道しるべ的な存在でした。同時代人にとっては、今でもそうかも知れません。

●じつは、まったくの私事ですが、ユーミンがデビューしたての頃、私は大阪で音楽関係の仕事をしており、偶然、コンサートの打ち合わせ現場に同席したことがありました。

●アルバム『ひこうき雲』(1973年)が出て間もない頃でした。当時はまだ一般には名前も顔もほとんど知られてなく、私がたまたま音楽関係の仕事だったためにかろうじて名前を知っていたくらいの時期です。しかし、業界ではすでに「将来性のある天才少女」として有名だったので、私はまったく部外者でしたが、知人(コンサートスタッフ)のはからいで、興味半分に(人間観察のために)同席させてもらったのです。

●目の前のユーミンは、正直いって、第一印象はあまりよくありませんでした。ユーミンのマネージャーとの打ち合わせだったので、その場では本人は「はい」とか「そうね」としか言ってませんでした。だから本当のところはわからなかったのですが、第一印象は…

●やはりやめときましょう。大物ミュージシャンも、デビュー時代は世間知らず的なところがあって当たり前だし、若い頃の姿って、だれもが後になって恥ずかしい思いをするものですから(これはお互い様)。

●その後、彼女の大成長、大活躍、大躍進によって、あの時の印象はかなり薄くなりました。もちろん、その後はご本人に接する機会もなく(コンサートには2度ほど行ってますが)、さらに、まったく別の理由から真剣に彼女の作品を聴き直したこともあったりして、彼女の音楽人生の前半の作品については、ちょっと詳しくなりました。今でも彼女の曲は意識して聴き続けています。もちろん、好きな曲も多いです。というか、ほとんどが好きですよ。

●ユーミンファンの皆様、えらそうに聞こえましたらごめんなさいね。私も若く、少し斜めから見ていた時代だったと思います。それに、初対面の人に対する“印象”の話ですから、何卒お許しくださいませ。

●それにしても、あのユーミンが“和服の似合う女性”になったとは…。
私も歳をとりました。

●和服の着こなしはさておき、皆様ご存知の通り、ユーミンが「ライフ&ファッション金沢ウィーク」というイベントの主旨にふさわしいゲストであることは、間違いありません。人生経験豊かな大人の日本女性のオピニオンリーダーのひとりとしてどんな話をしていただけるか、期待したいと思います。

和服着こなし美人は『ユーミン』 金沢市の賞で認定 10月、表彰式とフォーラム出席 
(中日新聞)
人気アーティストの松任谷由実=写真=さんが、金沢市が初めて企画した和服が似合う「着こなし上手な美人」賞に決まった。十月十七日午後六時半から同市文化ホールで開かれる表彰式やフォーラム「和の知恵が最先端−金沢ブランドとは」(仮題)に出席する。(後略)

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