金明竹使い七夕飾り 加賀、間引き分を再利用
(北國新聞 2007年6月30日)
加賀市篠原町の金明竹保存会は、町に自生する国天然記念物の同竹を七夕飾りに使ってもらうため、地元の小学校、保育園に提供する。樹勢維持のために間引きした竹を有効活用する初の試みで、地区名や小学校名ともなっている「地域の宝」を使って、子どもたちに心豊かな七夕の思い出を作ってもらう。三十日は町内の児童も参加して竹の間引き作業を行い、切り取った十五本程度を小学校、保育園に配る。
金明竹は茎の色が黄金色で、一八七六(明治九)年に同町で自生が確認され、一九二七(昭和二)年に国天然記念物に指定された。(後略)
●金明竹(きんめいちく)は国指定の天然記念物で、全国的に見られるようですが、加賀市篠原町でも保存活動が続けられているそうです。
●金明竹情報
キンメイチク(金明竹) こちらは群馬県赤城村のもの
津幡町の倶利伽羅古戦場にも群生があるそうです
倶利伽羅塾:文化財・観光:金明竹
津幡町ホームページ
盆栽の材料にも使われているみたい
金明竹
なんと、落語のネタにも…
三代目三遊亭金馬の噺「金明竹」
●♪笹の葉さ〜らさら♪ 七夕の風習は中国に起源があるそうですが、短冊に願いごとを書いて竹の葉に飾るのは日本独自のことで、江戸時代に始まったものだそうです。
●加賀市の子どもたちは今年、どんな願いを書いたのでしょうか。
●金沢ではこんな七夕も…
風雅なひとときを堪能 金沢市の旧園邸・松向庵で七夕茶会
(北國新聞 2007年7月11日)
●ところで、最近、加賀市には温泉郷だけじゃなく、いろんなユニークなものがあるように思えてきました。これからも時々ご紹介いたします。
金明竹|七夕|加賀市