湯涌温泉の氷室開き、今年は白山の雪で 金沢遠望

2007年07月05日



湯涌温泉の氷室開き、今年は白山の雪で

●夏の風物詩、湯涌温泉恒例の氷室開きが6月30日、湯涌町の薬師寺前で行われました。

●しかし、今年は暖冬でほとんど降雪がなかったため、冬の間、周辺地域から雪をかき集めていたとか。しかし、それでも本番用には足りず、急遽、白山スーパー林道の沿道の雪約400kgを直前に運び込むことに成功し、かろうじて実施することができたようです。

●あまりの雪不足で、湯涌温泉観光協会では中止も考えたそうです。温暖化の影響が、こんな伝統行事にも影響を与えているですね。

●結果オーライなんですが、おかげで霊峰白山の雪が使えたというのはありがたみが増した感じで、災い転じて…という面もありそうな気もします。

●しかし、この調子だと来年も心配です。

白山の雪で氷室開き 湯涌温泉、暖冬で残らず
(北國新聞 7月1日)
金沢市湯涌温泉の「氷室開き」は三十日、同市湯涌町の薬師寺前で行われた。今年は暖冬、少雪のため、氷室小屋に詰めた雪がすべて解けるという、一九八六(昭和六十一)年の氷室開き復活以来初めての事態となった。湯涌温泉観光協会は、冬のうちに周辺の山から集めた雪や、白山スーパー林道沿道から直前に運び込んだ雪を各旅館の冷凍庫で保管し、なんとか開催にこぎ着けた。(後略)



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