○秋田商、あと一歩で涙 遊学館が勝利 高校野球第2試合
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●遊学館の正式名称は「学校法人金城学園 遊学館高等学校」だそうです。「金城学園」というと、金沢を出て数十年になる私にはいまだに女子高のイメージが強いのですが、1996年(平成8年)校名が金城高等学校から遊学館高等学校に変わったときに男女共学になり、気がついたら高校野球の常連校になっています。
○Yugakkan Web - 遊学館高等学校
硬式野球部は、2001年(平成13年)の4月に一年生21名で創部されました。その年の大会で、県大会ベスト4入り、秋の北信越地区大会では創部半年で優勝を達成し、北信越大会へと駒を進めました。また、創部2年目には夏の甲子園大会に初出場し、8強入りを果たしました。
○都道府県別甲子園出場校 石川・全成績
●創部は2001年(平成13年)4月ですから、今年で4年目。OB(卒業生)もまだ1学年しか出ていないという新しい野球部です。野球部創設のいきさつや状況は知りませんが、創部2年目から甲子園出場とはすごい話です。星稜高校が注目をあびだした時もすごいと思いましたが、それ以上のインパクトがあります。
●その昔、私の高校も一時、甲子園に出ており、私自身、応援団のブラスバンドとして応援に行ったことがあるんです。その時は、3〜4回だったかに、4番・主将が頭へのデッドボールを受けて退場という事件?もあり、あっけなく1回戦で敗退しちゃいましたが。
●しかし、星稜が活躍しだしてからの金沢の高校は、一気にレベルが上がりましたね。今では遊学館、星稜高校、金沢高校あたりが毎年、代表校の座をめぐって競いあっているのでしょうけど、石川県の高校野球のレベルは全国的にも上位にあるのではないでしょうか。
●“スピードガンの申し子”小松選手、“ゴジラ”松井選手に続くメジャー選手が生まれるのは、きっと時間の問題でしょう。がんばってね!
●とりあえず、遊学館の2回戦勝利を祈願!!!
金中出身の私から言わせてもらえば、「遊学館はアカン!」
だって、特にレギュラーの選手は大阪出身だもん。
ごめん、今はよくわからんけど、甲子園初出場の時は6名近くが大阪出身だったような・・・
でもね、在阪している金沢出身者としては、遊学館応援してるよ!
●新しい学校の経営者は、すべて自校の宣伝を考えて部活、とくに高校野球を考えているのは当然です。私も私学の経営者だったら、そう考えます。だって、何をするにも(地域の発展も個人の儲けも…)収入源を確保しないとやっていけないのは目に見えてますから。人を教えることは非常に難しいことですけど、郵政民営化じゃないけど、現代社会ではどんなこともビジネスセンスがないと長続きしないのは事実です。
●「アカン」といわれば、そうでしょうね。でも…これは全国のどの高校(甲子園出場校)も同じ状況ではないかと…
●それがいいとか悪いとかは別問題です。はっきりいって、私もイヤですけど。でも、そう思いながら“学校(会社)”のためにやらざるをえない状況が、現在の私学や私企業のおかれている立場のような気もします。
●私はそんな状況がイヤでしたからサラリーマンをやめましたけど、そんなこととはまったく関係なく、それが現実であることは認めざるをえません。
●規模の違い、公私の違いがあっても、あるいは教育機関である学校であっても、そこに働く人たち(先生や職員、PTAのみなさん)はみな同じことを考え、やろうとしていると思います。だって、目の前に必死にがんばって練習している純粋な生徒たちがいるんですから。
※個別には純粋じゃない生徒はいるかも。でも、そんな例外を言ってては始まりません。
●みんな、自分が若いときにできなかった夢を選手たちに託しているんです。自分が若い頃にできなかった夢を。このこと自体はお互いに弱い者どうし、許せるのではないでしょうか。
●私は若い頃、こんな状況に非常に反発していた人間ですが、ある程度 年を経てくると、それが人間として、すべてではありませんが、自然な考え方や営みのように思えてきた部分もあります。
●まあ、むずかしいことは抜きに、選手たちの純粋な情熱は真実だろうとい思うので(もちろん、当事者じゃないので想像ですが)、ここは素直に喜んでおきましょうね。
●金沢の出身であるかどうかは、確かにこのブログでは大きな基準なんですが、その上に、日本人としてとか、地球人として、とかの概念があります。遊学館が優勝したら優勝を喜こべばいいし、2回戦で負けたら残念がればいい、どっちにしても、私たちは応援すればいいだけですからね。がんばろ〜