●その小説が最近、再び注目されているのでしょうか。また復刻版などが出るのかな。ちょっとそのあたりは知らないのですが、ときめき浪漫さんが紹介されていたリンクから、その歌を聴くことができました。金沢市観光協会の推薦曲だそうです。
2005年9月21日(水)発売
松原健之(まつばら たけし)デビューシングル
『金沢望郷歌』
詞:五木寛之 曲:弦哲也(げん てつや)
金沢望郷歌 KTKテレビ金沢
「金沢望郷歌」ご当地で披露
(2005年11月6日 asahi.com : マイタウン石川 - 朝日新聞地域情報 この記事は地方版なのでたぶん長持ちしません)
作家五木寛之さんが金沢を舞台に作詞した叙情歌「金沢望郷歌」(作曲・弦哲也)の発売にあわせ、この歌でレコードデビューした歌手の松原建之(たけし)さん(26)=写真=が、金沢市役所でさわやかな歌声を披露した。(後略)
●Google検索で見つけた宣伝ページです。
MiyakoDeEnka.com 今月の推薦局・注目曲
こぶしdeねっと / 松原健之 [TECA-12021]
●曲はもちろん演歌で、これまでの作詞家・五木寛之と同じ、叙情的な、女性に受けそうな作品です。演歌が好きか嫌いかはおいといて、一度聴いてみてください。
金沢望郷歌
こちらで1番と3番が聴けます。でもCDも買わなくちゃ。
●歌についてはプロの作品ですから、いい悪い・上手い下手ではなく、好きかどうか、趣味に合うか合わないかだけですね。私は合いますが、演歌嫌い人はどうでしょうか。
●そういうこととは別次元の、かなり個人的な感想です。
1番の出だしの歌詞が
「桜橋から大橋をみれば 川の岸辺にかげろうゆれる」
で、その背景の映像に、言葉通り、桜橋の左側から斜めに犀川大橋・片町方面を眺めた景色が映されていました。
●最初、なるほど、歌詞に合わせたカラオケっぽいつくりだな、と思っただけでしたが、3回目に見たとき、あ、そうだっ、ここは…と言葉を呑み込みました。
●先日、室生犀星に関する記事の中で、20年以上前に亡くなった祖母の話を書いているのですが、その中で、祖母の家は「(犀星の)石碑のすぐ近くの桜橋の畔にあったのです」と書いた、まさにその場所が暗闇の中ではありますが、映っていたのです。「桜橋から 大橋をみれば」という歌詞の右側です。
●それに気づいた瞬間、涙が出てくるのを止められなくなりました。
●繰り返して何回も聴くことになりました。今も聞きながらこの原稿を書いています。
●演歌だとか、曲調が古いだとか、地元でしかウケそうもないご当地ソングだとか、いろいろいわれる人がいそうな気がします。私は、五木寛之氏の60〜70年代を舞台にした小説とだぶって感じていますので、なかなか雰囲気のあるいい歌だと思います。洋モノマネ的な歌が多い時代に、このような歌はかえって新鮮に聞こえます。できればヒットしてほしいですね。
●しかし、そんなこととは別次元で、私はこの歌を好きになりそうです。五木氏とは古くから因縁がある、と、厚かましくも勝手に自分で思い込んでいる人間です。その因縁話に、またひとつネタが加わりました。
●こんな個人的な話、面白くないですよね。本日はこれにて。
●あ、そうそう、じつは週末に帰省できそうな按配になりました。当日にならないとわかりませんが…(なんせ、その日ぐらしなものですから)
突然の書き込み失礼いたします。
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以前から何度も聞くうちに、あの甘い高音の声がとても、気にいりました。
新人賞でも、ぜひ獲得して欲しいものですね!
●「五木寛之・論楽会」で、五木寛之・松原健之のお二人に会われたんですね。うらやましい!
●松原さんは見るからに真面目そうな好青年で、さわやかな歌声とていねいな歌い方がいいですね。五木さんに応援してもらえるとはすごくラッキーな方だと思います。賞をとってくれることを祈りましょう。
●ブログ拝見しました。大量の金沢情報があって、うれしくなりました。これからじっくり読ませていただきます。